この日は大崎で打合せを済ませたあと、目黒川を散歩しながら五反田へ。
訪問したのはこちら。
「TANTO TANTO」は日本全国に幅広いジャンルの飲食店を擁する株式会社クリエイト・レストランツ・ホールディングス(ショップリストを見ますと「AWkitchen」、「磯丸水産」、「海南鶏飯食堂」などなど非常に手広く多種多様な飲食店を経営していることがわかります)が展開するカジュアルなイタリアンですが、三井ガーデンホテル五反田の1階に位置するエントランスはなかなかゴージャスで趣があります。
この日は新型コロナウィルス対策ということで密を避け風通しの良いテラスでの夕食。
ようやくテラスが気持ち良い季節になりました。
- 前菜5種盛り合わせ(990円)
フリッタータ、プロシュートとメロン、カポナータなど定番の前菜を少しずつ盛合せに。
味わいはいずれも過不足なく990円の前菜とは思えないクオリティ。
ポーションは控えめですが、この日はセコンドが楽しみだったのでこれくらいでOKなのです。
- 松茸といたや貝柱ガーリックオイル リングイネ(2,000円)
松茸を使った秋らしいパスタ。
もちろん彼の地には松茸などありませんので、トーキョーイタリアン的なひと皿ではあるのですが、テイストはオーセンティックなイタリアンから外れたものではなく、そのあたりのバランス感覚は好印象です。
そしてこの日のお目当が「TANTO TANTO」名物のこちら。
- フィレンツェ風Tボーンステーキ 800g(6,500円)
いわゆる「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」。
Tボーンごとサーロインとフィレを焼き上げる豪快なフィレンツェの郷土料理です。
Tボーンも含めての重量ではありますが、800g。なかなかの重量感です。
これくらいのボリュームになるとビジュアル的にも大迫力ですね。
これ、ぼくの持論なのですが、ステーキやビステッカはある程度の厚みがあってこそ、こんがりと香ばしい外面からジューシーな芯の部位に至る「焼き」のグラデーションが楽しめると思うのです。
こちらサーロイン。上の写真だと骨の上側にあたる部位ですね。
ご覧の通り外側はこんがりと、芯はほどよくレア感を残した火入れ。
肉の香ばしさ、赤身の旨味ともにこのお値段を考えると上々。
この日は2名での訪問でひとり400g担当となかなかヘヴィーな夕食でしたが、余計な脂が少なかったので無事完食。食べ応えありますので、3名くらいでシェアする感じでちょうど良いかな。
本格的な「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」をリーズナブルなお値段で楽しめる『TANTO TANTO」、ガッツリと肉を頂きたいときにオススメです。
───────────────────
・店名 TANTO TANTO 五反田店
・住所 東京都品川区東五反田2-2-6
三井ガーデンホテル五反田 1階
・電話 03-5447-8118
・備考 特になし。
───────────────────