この日は大崎で1件打合せを済ませ、その足で大井町に向かって夕飯。
金曜日の夜と言うこともあってか、大井町の人出は感覚的には自粛前と変わらない印象。
飲食店はどこも混み合っていますね。
暇だったのでふらふらと路地裏や商店街の飲食店を覗き見していたのですが、その途中で見つけたのがこの看板。
「ひとり焼肉
はじめました。」
自粛開け一発目の外食はとんかつでしたが、第二弾は焼肉。
うん、悪くない。実に悪くないね。
それでは入ってみましょう。この夜のお店は大井町駅から徒歩1分、商店街のなかの「やきにく 萬舌(まんたん)」。
「やきにく 萬舌」は「牛タン焼肉の最高峰をめざす」と言う意気込みのもと牛タンにこだわりぬく焼肉レストラン。
「萬舌」とは「舌を扱うプロフェッショナル=『萬や(よろずや)』」の意なんだそうで。
店内は適度に照明が落とされたシックな雰囲気。
古民家に使われていた木材を使ったインテリアはスタイリッシュですが温もりを感じさせる仕上がりです。
さて。冒頭の「ひとり焼肉 はじめました。」と言う看板ですが。
ひとり焼肉のハードルはふたつ有って、ひとつは他人の目が気になると言う点ですね。
カフェならひとりでも良いけど、ひとりで焼肉はちょっと寂しいひとみたいで。と言うかたは多いと思います。
個人的にはこの点はあまり気になりません。みんな他人の目気にし過ぎっす。
で、もうひとつのハードルは料理のポーションですね。
タンも頂いて、赤身も頂いて、ちょっとこってりしたところも行っちゃう?なんて考えていても、ひとりではそこまでの量は必要ありませんし、そんなに何種類もオーダしているとお財布にも優しくない。
そこで嬉しいのはこちらのお店のような「おひとり様セット」の用意。
「やきにく 萬舌」ではアラカルトメニューにも「やきにく寄せ」なる盛合せメニューにもおひとり様メニューが用意されていますが、今回はお手軽に3種類の部位が頂ける「やきにく寄せ」にしてみました。
「やきにく寄せ」は「壱番」(1,250円)から「伍番」(1,950円)まで部位の違いによって5種類ありますが、牛タンが名物の「やきにく 萬舌」なので牛タンが入っているメニューをチョイス。
- やきにく寄せ 四番(1,650円)
「四番」の盛合せは「シャトーブリたん上々」と「ロース」、「カルビ」の盛合せになります。
この上の「伍番」(1,950円)ですと「シャトーブリたん頂上」になりさらに肉厚のタンになりますが、この「上々」でもなかなかの厚みと味わい。
「ロース」と「カルビ」は3枚ずつ。
ボリューム的にはおひとり様の夕飯にちょうど良いくらいでしょうか。
もう少しもみダレで味を濃くしても良いかな、と思いましたが、肉質は上々。
そして肉にはご飯。
- ごはんセット(490円)
ご飯は大・中・小とサイズが選べますが、この写真は「中」。育ち盛りのかたは迷わず「大」ですね。
おひとり様でもいろいろな部位を楽しめて、かつお値段、味わい良好。
次回は「シャトーブリたん頂上」を試してみたいと思います。
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・店名 やきにく 萬舌
・住所 東京都品川区東大井5-15-1
大里ビル 1階・2階
・電話 03-6712-8809
・備考 特になし。
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