ことしの11月29日…「いいにくの日」は絶品焼肉を楽しむために田町へ。
「焼肉にくがとう33895 田町・三田店」は2014年に人形町にオープンするや、またたく間に東京でも屈指の人気焼肉レストランとなった「焼肉にくがとう」の支店。
一風変わった店名の「33895」と言う数字は、オーナーが飼育していた肉牛の個体識別番号に由来するそうです。
この日は「肉風呂VIPルーム」なる個室をお借りしての貸切焼肉会。
料理はおまかせのコース仕立てとなります。
【冷菜】
- 自家製キムチ&ナムル盛り合わせ
【一口】
- 10時間煮込んだ旨味のコムタンスープ
そのネーミングの通り凝縮された肉の旨味がガツンと舌に届くコムタンスープ。
食欲が刺激されます。
【前菜】
- 肉の冷製盛り合わせ(ハツ/上ミノ/ハチノス/センマイ)
手前から時計回りに「ハチノス」、「上ミノ」、「センマイ」、「ハツ」。
いずれも鮮度抜群で雑味なくクリアな味わい。
【裏握り】
- 至福の握り 〜キャビアをのせて〜
前回頂いたときはタスマニア産の生胡椒が握りに添えられていましたが、今回は生胡椒に変えてキャビア。
これは豪華。キャビアの塩味が和牛の脂の甘さを引き立てます。
そしていよいよ焼物です。
【焼肉】
- 厚切りの特上タン塩
いつも通り、すばらしい厚みのタン。
少し強めに火を入れると実に香ばしいタンの香り。
味わいも歯ざわりも上等。
- ハツ タスマニア産 粒マスタード
- 上ハラミのトリュフ塩添え
見るからに肉質の良さが伺えるハラミは普通に頂いてもウマそうですが、トリュフ塩でゴージャスに仕上げるのが「にくがとう」流。
厚切りのハツもハツらしい味わいが濃厚で上等でした。
- 黒毛和牛のイチボ おろしポン酢
テーブルに運ばれてきた肉の美しさに一同感嘆の声を漏らしたのがこちら。
実に見目麗しいイチボ。
肉のウマさも、脂の香りも濃厚なイチボはおろしポン酢でさっぱりと。
【オーナーが世界初の育て方をした牛】
- 山形県庄内『Gミウラビーフ』カメノコ 特製桃だれ
「Gミウラビーフ」の「Gミウラ」とは「にくがとう」オーナーである三浦剛さんのこと。
三浦オーナー自らが肥育を手がける庄内牛が「Gミウラビーフ」なんだそうです。
この「Gミウラビーフ」、噛み締めるとこれぞ赤身肉の真骨頂とも言うべき、赤身らしい旨味がジュワッと染み出します。
旨味と、その旨味の奥に感じる赤身らしい酸味、そして桃だれのフルーティな味わいが一体となって赤身肉を頂く喜びが感じられるひと品でした。
【箸休め】
- にくがとうの野菜丸かじり 〜ピリ辛マヨネーズのソース〜
【名物】
- 元祖 イチボの一枚焼き すき焼き風 〜日本一卵を絡めて〜
大判のイチボはスタッフの手でサッと網の上を滑らせるように軽く火を通して…。
「日本一卵」にくぐらせてすき焼き風で頂きます。
これは絶対間違いないヤツですね(笑)。
イチボの脂の甘さの余韻に浸る間も無く、もうひとつの名物が準備されます。
【裏名物】
- 和牛赤身ロック
こちらもスタッフの手で醤油、バター、にんにくなどを調合した特製のたれに、なんどもなんどもくぐらせながら火を入れていきます。
- 雲丹をのせてロック飯 〜高知県四万十「特A にこまる米」〜
焼き上げられた「赤身ロック」は特Aランクの「にこまる米」、そしてたっぷりの雲丹と共に頂きます。
最後は「日本一卵」をかけて贅沢な「TKG」を楽しみます。
【〆肉】
- リードヴォー(仔牛の胸腺)のバルサミコソース
最後の肉はリードヴォー。
ある程度まで火が通ったらバルサミコのソースを和えて、もう一度表面がカリッとするまで火を入れてできあがり。
【〆物】
- 自家製トマトソースの冷製パスタ
最後はキリッとした酸味が印象的な冷製パスタで充実の焼肉コース、完成。
この日も、肉への愛情と探究心を感じるハイレベルな料理の数々に大満足。
肉を喰らう楽しさを再発見できる至福の焼肉コース、肉好きのかたにぜひオススメしたいですね。
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・住所 東京都港区芝5-12-7
カゾール三田 1階
・電話 03-6435-2983
・備考 予約はお早めに。
・参考記事 2019年07月01日「田町 焼肉にくがとう33895 田町・三田店(前編)」
2019年07月06日「田町 焼肉にくがとう33895 田町・三田店(後編)」
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