この日はひさしぶりに新宿へ。
香港発の点心専門店「添好運(ティム・ホー・ワン)」が日比谷ミッドタウンに日本の一号店を出店してのが2018年の4月。
安くてウマいと言いますのでいちど訪問したいと思ってはいたものの、開店後1年半経ったのに未だに行列が続いていると聞いて躊躇していたのですが、2019年5月にオープンした新宿の2号店はそれほど行列していないとの友人情報で、この日初訪問と相成りました。
ちなみに「添好運(ティム・ホー・ワン)」の日本での運営会社は株式会社WDI。
ウルフギャング・ステーキハウス、エッグスンシングス、サラベスなど数多くの人気レストランを日本で展開するレストランチェーンです。
最近もコレド日本橋テラスに台北の人気レストラン「富錦樹台菜香檳(フージンツリー)」をオープンするなど勢いがありますね。
19時過ぎに「添好運(ティム・ホー・ワン) 新宿サザンテラス店」に到着。
この場所は2006年から2016年末まで「クリスピー・クリーム・ドーナツ」の日本一号店があった場所ですね。
そう言えば「クリスピー・クリーム・ドーナツ」時代も行列していましたねえ。
ウェイティングは店内、店外合わせて20名弱と言ったところ。
メニューとオーダシートが配布され、店外でオーダを決める仕組みです。
まあ合理的と言えば合理的、どうせ行列して暇を持て余しているだけですからね。
30分ほどで店内に案内されましたが、そこからさらに2階のウェイティングエリアで30分ほど待たされてようやくテーブルへ。
まずは「添好運(ティム・ホー・ワン)」を訪れる人びとが必ずオーダすると言うこちらが運ばれてきました。
- ベイクド チャーシューバオ(580円)
サクッとした生地を割ってみるとこんな感じ。
とろりとしたあんが絡んだ叉焼が包まれています。
生地も甘め、あんも甘めでちょっとクドめかなあ。
- 海老とニラの蒸し餃子(580円)
皮はツルリとした滑らかな食感。薄手の皮は本場感があって良いですね。
味わいは濃いめでわかりやすい味、インパクト重視。
- ポークと海老の焼売(580円)
定番の組合せもいっておきましょう。こちらも味は濃いめ。
食べるペースにお構いなく料理は運ばれてきますので、もうこのあたりで狭いテーブルは皿と蒸篭でぎっしり(笑)。
- 大根餅(480円)
ぼくの好物、大根餅。
大根餅は家によって、店によって味わいや食感がけっこう違っていておもしろいですね。
こちらの大根餅は生地はゆるゆるでクリーミー。
生地の食感はぼくの好みとちょっと違いますが、味わい自体は本場感があって悪くないです。
- スペアリブの豆鼓蒸し(580円)
豆豉の味わいより唐辛子の辛みのほうが勝っている感じですね。
- 海老の湯葉春巻(680円)
ちょっと油がヘヴィーなので食事の前半に頂いたほうが良いかも。
- 蓮の葉ちまき(780円)
叉焼などがごろごろ入っていて具沢山。
けっこうこれだけで腹いっぱいになってしまいますね。
このほか頂いたものとしてはこんな感じ。
- 茄子の海老団子揚げ (580円)
- 海老と黄ニラのチョンファン(680円)
- 陳皮入り牛肉団子 (680円)
味わいはいずれもインパクト重視、ちょっと下世話でエネルギッシュなテイスト。
もう少し繊細感が欲しいところではありますが、なにせこれだけ食べてひとり3,000円ちょっと。
このお値段で味わいに難癖つけるのは野暮ってものでしょう。
行列が嫌いなかたは日比谷店より新宿サザンテラス店がオススメ。
テイクアウト専門のカウンターもありますので、お急ぎのかたはテイクアウトでどうぞ。
───────────────────
・住所 東京都渋谷区代々木2-2-2
・電話 03-6304-2861
・備考 個室は予約可能です(別途室料がかかります)。
───────────────────