先週末は「にくの会」で田町まで。
最近、田町駅界隈も変わっちゃいましたね。
海側、芝浦口エリアは「プルマン東京田町」がオープンして街の景色が一変しました。
個人的にはかつての、エアポケットのように再開発の波から取り残された芝浦口の風景も嫌いではなかったのですが、まあ、時代の流れですよねえ。
でも三田側、とくにこの慶應仲通商店街のごちゃごちゃした感じはあいかわらず。
そんな慶應仲通商店街を抜けて向かったのはこちら。
昨年8月ぶりの訪問です。
「焼肉にくがとう33895 田町・三田店」は2014年に人形町にオープンするや、またたく間に東京でも屈指の人気焼肉レストランとなった「焼肉にくがとう」の支店。
店名の「33895」はオーナーが飼育していた肉牛の個体識別番号に由来するそうです。
この日は「肉風呂VIPルーム」なる個室をお借りしての貸切焼肉会。
肉「風呂」なので、壁面には今や日本に3名しか存在しないと言う銭湯絵師のうちのひとりである、田中みずき氏が描いた富士山が描かれています。
この日の料理はおまかせのVIPコースで。
それではさっそく料理の紹介を。
【冷菜】
- 自家製キムチ&ナムル盛り合わせ
【裏刺身】
- 虎河豚のてっさ 〜キャビアをのせて〜
長年いろいろな焼肉店を訪問してきましたが、焼肉店で河豚を頂いたのは初めて(笑)。
肉ではない魚なので「裏」刺身。というわけですね。
そしてこちらが「表」の刺身。
【刺身】
- 肉の刺身盛り合わせ(ツラミ/ハツ/上ミノ/ハチノス)
左上から時計回りに「ツラミ」、「ハツ」、「ハチノス」、「上ミノ」。
肉の品質、鮮度と丁寧な調理が伺える逸品。
【握り】
- 至福の握り 〜タスマニア産 生胡椒〜
これ、みんな大好きなヤツですね。
タスマニア産の生胡椒の風味が和牛の芳醇な香りをさらに引き立たせます。
素晴らしい前菜のあとはお待ちかねの焼きもの。
まずはこちらから。
【焼肉】
- 厚切りの特上タン塩
- ハツ(心臓) タスマニア産 粒マスタード
どうですかこのタンの厚み。
ややしっかりめに火を通し、タンをひと口。
この香り、この歯ざわり、素晴らしいタンに初っ端から食欲を刺激されます。
そして濃厚な風味を持つハツ。濃厚な風味なのに、それでいて雑味なくすっきりとした味わい。
実に上等なハツです。
続く焼きものはこちら。
- 上ハラミのトリュフ塩添え
ひと目見ただけでクオリティの高さが伺えるすばらしいハラミ。
シンプルに頂いてもぜったいにウマいはずですが、これにゴージャスにトリュフの香りを添えて頂くのが「にくがとう」流。
サシもしっかりめに入っていますので、ハラミらしい味わいにサシの旨味が加わり、実に充実感のあるハラミでした。
こう言うハラミを知ってしまうと、ほかのハラミが食べられなくなってしまうなあ(笑)。
後半の料理はまた次回のブログにてお伝えしたいと思います!