銀座 東生園

イクラだ!

 

はい、それではLifeTeriaブログの時間です。

 

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銀座の街をそぞろ歩いていると、ふと足を止め、思わずシャッターを切りたくなるような景色に出会うことがあります。

それは表通りのきらびやかなショーウィンドウではなく、配管が幾重にも重なりのたくっているようなビルの壁面に挟まれた路地裏の風景だったり、薄暗い地下のフロアに続く古めかしい雑居ビルの階段だったり。

 

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昭和の郷愁、面影が感じられる風景にこころ惹かれるのです。

こころ惹かれると言えば、昭和感溢れるこんな飲食店もそう。

 

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銀座六丁目の路地裏にある「東生園(とうせいえん)」。

看板の記された電話番号の局番が3桁だったりするのがなんともよいですね。

 

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「東生園」は立川談志師匠が愛した老舗中国料理店。

店内はいかにも昭和の中国料理店と言った趣で、灰皿があたりまえのようにテーブルのうえに置いてあるのがびっくりです。

テーブルの間隔も狭くて、背中合わせの後ろのお客さんの椅子の背もたれがずっとぼくの椅子の背もたれを押してきて、なんとも落ち着きません。

 

タバコの煙も気になりますし、ちゃちゃっと食べて退散しましょう。

 

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夜も麻婆豆腐、エビチリや酢豚と言った「日本の中国料理店」でおなじみのメニューを使った定食が用意されていますので、そちらを頂くことにしましょう。

  • お好み定食 回鍋肉(1,700円)

1,700円ってのが、まあ銀座っぽい価格なんですが、味はいたって普通、と言うか普通以下の大衆中国料理レベル。肉は薄い小間切れだしキャベツまで小間切れと言う、なんだかわびしくなるようなシロモノでした。

それに分量間違えた?と思ってしまうくらい塩気が強くて完食するのがたいへん。

食べものを粗末にするとバチがあたると教え込まれてきた昭和なおじさんなので、完食しましたけど。

 

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定食だけだと寂しいかと思いこちらも追加。

  • 焼売(640円)

悪くはありませんが、味付けが甘ったるくてキレが悪くあまり好きな系統の味ではありません。

 

そう言えば談志師匠はここの餃子が好物だったそうで。

餃子を食べればよかったかな。