貫禄。
時の流れ(一年半) pic.twitter.com/N6YbCtn36p
— Tora (@toramoti01) 2018年10月10日
はい、それではLifeTeriaブログの時間です。
前回のブログの続きで、秋の美瑛で出会ったすばらしいランチをもうひとつご紹介したいと思います。
この日訪れたのはJA美瑛が「食のショールーム」と言うコンセプトの基に2007年オープンしたアンテナショップ「美瑛選果」の一角にある「レストラン・アスペルジュ」。
「レストラン・アスペルジュ」も、前回ご紹介した「ビブレ」同様、札幌のフレンチの名店「モリエール」の系列店。
店内に入ると天井が高く、壁の一面はガラス窓となっていてとても開放的な設えです。
天井も壁も白で統一され無機質な印象ですが、その代わり、大きなガラス窓越しに目に飛び込んでくる木々の緑が強く印象に残ります。
ランチコースは2600円、3,600円、4,600円(いずれも税込)の3種類。
この日は2,600円のコースを選びました。
- パンコントマテ
ひと皿目はカタルーニャ地方の郷土料理であるトマトと香味野菜を使った料理。
爽やかなトマトの風味が食欲を刺激します。
- 美瑛の畑 20種類の野菜を使った取り合わせ
そう言えば、「レストラン・アスペルジュ」の「アスペルジュ」とはフランス語の「アスパラガス」の意なのです。
その昔、ぼくがまだ20代のころ、ニセコで朝摘みのアスパラガスを朝食に頂いたことがありました。
そのウマいことと言ったら!
アスパラガスって摘みたてはこんな味なんだ!と驚いたことを昨日のことのように覚えています。
この野菜をふんだんに使ったひと皿も、美瑛の新鮮な野菜の味の濃さ、風味をあますことなく楽しむことができる料理。
野菜の一大産地のなかにあるレストランだからこそ楽しめる贅沢です。
前日のビブレ同様、ジャガイモを使ったパンがサーブされました。
もっちりとした生地が美味。
- じゃがいものピューレ
このじゃがいものピューレ、こちらもシンプルこの上ない料理ですが、これが実に良かったです。
優しい味ですが、大地の力強さ、豊かさを想起させるかのような、地に足のついたどっしりとしたひと皿。
本日のメインディッシュはこちら。
- 美瑛産豚肩肉のシューファルシー
キャベツのやわらかな甘さと力強い豚肩肉の旨味が、文字通り層をなして舌を楽しませてくれるひと皿。
そしてココットのままサーブされるガルニチュール。
この玉葱の甘さが印象的。
- モダンスーフレグラッセ
デセールはハスカップを使った冷たいスフレグラッセ。
舌に乗せた瞬間に淡雪のようにスフレが消え去り、あとにはハスカップの甘酸っぱさだけが残ります。