麻布十番 とんかつ都

さすがマキタ。

持ち歩きには向かないですけど。

 

はい、それではLifeTeriaブログの時間です。

 

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この日は広尾で仕事をしていまして、仕事は夕方に無事終了。

たくさん飲食店のある広尾、いつもならこの界隈で夕飯を…となるところですが、蒸し暑い空気のなか有栖川公園から仙台坂を降りて麻布十番へと移動。

 

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実は麻布十番にちょっと話題のとんかつ店がオープンしたと聞いて訪問してみたのです。

それがこちら。「とんかつ都」。

仙台坂の麓、老舗のスーパーマーケット「ナニワヤ」のご近所です。

とんかつ都」は食肉卸売業やレストラン事業を展開する「肉の石川」グループが経営母体。

肉屋がプロデュースするとんかつ店、これは期待してしまいますね。

 

のれんをくぐって店内に入れば明るく清潔でいまどき感ある設え。

ただし白木に見えるカウンターはプリント合板だったりして、よく見ると安普請だったりするのですが。

 

カウンターのお隣さんのバッグはエルメスの純白のエヴリン。かな?

とんかつ喰いに来るのにエルメスかぁ。さっすがアザブジュバーンです。

 

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カウンターにはソースに醤油、そして2種類の塩…とそこまでは普通ですが、なぜかメイプルシロップ。

スタッフに尋ねると、とんかつは塩で食べるのがオススメなのだそうですが、メイプルシロップもちょっと味が変わっておもしろいですよ、とのこと。

なるほど。あとで試してみよう。

 

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ぼくはとんかつソースをあまり好まないので、味付けはゲランドの塩、ウユニの塩…そしてメイプルシロップ。

 

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この日頂いたとんかつがこちら。 

  • 上ロースかつ(1,850円)

上ロースかつは250gの立派なボリュームのある厚切りのロースかつ。

 

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うん、すばらしい厚みですね。

とんかつに使用される豚肉は日によって産地が変わるそうですが、この日の豚肉は神奈川県藤沢市「和田養豚場」のもの。

きめ細やかな肉質でとてもジューシー。そして雑味なく非常にすっきりとした風味の豚肉です。

揚げ具合は芯の部分がほんのりと赤みを残すくらいのややレア気味。

「丸一」や「とんかつ檍」よりは芯まで火を通しているような印象です。

 

衣は特徴的で12時間発酵のパン粉を使った衣は非常に薄くつけられています。

菜種油を使っていると言う揚げ油もあっさりとした風味で、重量感のあるビジュアルとは裏腹に頂いた印象は品が良くさっぱりとした味わいです。

 

とんかつを半分くらい食べ進んだところでいよいよメイプルシロップ。

メイプルシロップだけでもイケるとのことでしたが、ぼくはメイプルシロップにさらに塩をプラス。

うん、これはおもしろいですね。ちょっとした「味変」には「アリ」だと思います。

 

ぼくの好きな蒲田系のとんかつのようなディープ感はありませんが、麻布十番らしい洗練されたとんかつ、なかなか満足感の高い夕飯となりました。

 

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・店名   とんかつ都

・住所   東京都港区麻布十番3-9-6

      スバルMビル 1階

・電話   03-3453-2929

・備考   特になし。

・オススメ ☆☆☆★★

      (3点:けっこうオススメ!)

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