かわいくない…。
カスミのベーカリーで謎の生物を捕獲したので見てください pic.twitter.com/Q2YCmM8ozW
— JP-Super.com (@jp_super) 2017年12月13日
はい、それでは金曜日のLifeTeriaブログの時間です。
昨夜は友人たちとの忘年会に参加するため、田町駅芝浦口へ。
このあたりも再開発まっただ中ですね。
訪問したのは「アブラッチョ」。
田町駅芝浦口から運河に沿って品川方面に向かい、百代橋を渡ってしばらく進むと見えてくるのが、アパートメント、スモールオフィス、店舗が併設された複合施設「THE HARBOUR SHIBAURA」。
この「THE HARBOUR SHIBAURA」の1階を奥に進むと見えてくるのが「アブラッチョ」のエントランス。
「アブラッチョ」はことしの3月にオープンしたばかりの新しいトラットリアですが、実は同じく芝浦エリアのイタリアンの名店「リストランテ ラ チャウ」の姉妹店。
「リストランテ ラ チャウ」は北イタリアピエモンテ州の料理を堪能できるリストランテですが、「アブラッチョ」はメニューに特に郷土色を持たせず、イタリア全20州の今の時期の旬の郷土料理を楽しめる「一晩でイタリアを食べ歩くトラットリア」をコンセプトとしています。
料理は基本的にアラカルトがメインで、コースは「イタリア散歩コース」の1種類のみですが、この「イタリア散歩コース」、前菜、パスタ、セコンド、ドルチェに食前酒、食後のドリンクがセットになって、4,500円と言うお値打ちコース。コペルトも消費税も込み込み4,500円って安いですよね。
アラカルトのメニューにもウマそうな料理がたくさんあって悩みましたがコストパフォーマンスも魅力でこの日は「イタリア散歩コース」を。
こちらは前菜のまえのひと品。
モルタレッダとポテトサラダ。
このごくごく素朴なストゥッツィキーノが、なかなか滋味深い味わい。食欲をそそりますね。
まずは前菜です。
- ブラータチーズと生ハムのサラダ
こちらは南イタリアのプーリア州をイメージした前菜。
ブラータチーズはプーリア州原産のフレッシュチーズ。
シンプルですが生ハムの風味にクリーミーなブラータチーズの濃厚な旨味が加わり充実感のある前菜。
良いですね。
パスタはエミリア・ロマーニャ州に由来するひと皿。
- タリアテッレ ボロネーゼ
ボロネーゼはエミリア・ロマーニャ州の州都ボローニャが発祥と言われます。
このタリアテッレ、非常に美味。
タリアテッレの歯ざわり、これ抜群。食感を楽しむタリアテッレです。
もちろんボロネーゼソースもしっかりとした味わいで好印象。
セコンドは本来はウンブリア州で愛される「鶏もも肉のカッチャトーレ」なのですが、スタッフにアラカルトの鹿肉が気になっている、と伝えたところ1,000円のエクストラコストでコースに鹿肉を組み入れてくれるとのことでしたので、お言葉に甘えてセコンドを変更して頂きました。
- 鳥取県産 鹿肉のロースト 赤ワインのソース
このセコンドもですね、とても美味でした。
鹿肉は絶妙な火入れによって繊細な味わい。
鹿らしい風味を引き出しつつ、雑味なく爽やかな味わいに仕上がっています。
この鹿の味わいに、コクを持たせつつもスッキリとしたテイストの赤ワインのソースがマッチしています。
完成度の高いセコンドに大満足です。
ドルチェはトスカーナ州のひと品。
- ズコット
こちらはフィレンツェ生まれの冷たいケーキ。
それにしてもこのクオリティで込み込み5,500円、セコンドを変更しなければ4,500円とは、ちょっと嬉しくなってしまうコストパフォーマンス。
ひと皿ひと皿にシェフのセンス、確かな技量が伺える上等な料理に満足しました。
一点だけ残念だったのは室温。
この日は特に冷え込んでいたと言うこともありますが、足元が冷たくちょっと寛げる温度ではありませんでした。
そんなちょっとした不満はありましたが、料理はさすが名店「ラ チャウ」の姉妹店と思わせるだけのクオリティ。再訪したいトラットリアです。
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・店名 アブラッチョ
・住所 東京都港区芝浦4-5-9
THE HARBOUR SHIBAURA 1階
・電話 03-6453-9588
・備考 特になし。
・オススメ ☆☆☆★★
(3点:けっこうオススメ!)
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