グンマーだからね。
グンマーのIKEAの様子です。
— 貝澤 カイザー (@Kaiser_ritsuko) 2017年11月25日
なお数年前からずっとこの有り様なので、IKEAとはスウェーデン語で「草むら」とかの意味だと思います。 pic.twitter.com/3i5JriyUTh
はい、それでは週の始まり、月曜日のLifeTeriaブログの時間です。
木曜日からちょっとした用事で台北へ。
そんなわけで台北で過ごす週末のゴハンをゆるゆるとお伝えしたいと思います。
この週末は金曜日を休みにすると4連休になるので、木曜日の出発日は飛行機も大混雑。
結局定刻から小一時間遅れて成田を飛び立ち、台湾桃園国際空港に到着するとこんどはお隣の某国からの大観光団で入国審査は長蛇の列。
そんなこんなでホテルにチェックインした時点ですでに20時過ぎ。
そんなわけで初日の夕飯は軽めに済ますことにして、台北在住の従兄の案内でこちらのお店へ。
「目鏡鵝肉專家店」。
「鵝肉」とは「鵞鳥(がちょう)」の肉のこと。
鵞鳥は食材としては日本ではほぼまったくと言って良いほど見かけませんが、台湾では割とポピュラーな食材なのです。
この「目鏡鵝肉專家店」、お世辞にもキレイなお店とは言えませんが、常に地元民で混雑していてなかなかの人気。
こちらが鵞鳥の肉。
ほどよく脂をたたえた皮の部分は香ばしく、また身の部分は味わい深く美味。
切れ味鋭い出刃包丁で骨ごとぶった切って盛り付けられていますので、骨をガリっと噛まないように注意しながら食べないといけません。
そしてシンプルこの上ない汁ビーフン。
ごくごくあっさり。
2日目の夕食は親戚の家から徒歩1分程度のご近所のこちらへ。
「新明快炒」。
「新明快炒」は台北の下町ではよく見かけるスタイルの、道路に面したスペースにキッチン、奥にダイニングを置く食堂。
店内で料理を食べても良いですし、料理をテイクアウトすることもできます。
ごくごく簡素な厨房設備しかありませんが、なにを頂いてもウマいので、この「新明快炒」のオーナー(写真右手のかた)のことをぼくはひそかに「下町の巨匠」と呼んでいます(笑)。
それでは料理のご紹介を。
まずは烏賊とセロリの炒めもの。
鶏肉とナッツの炒めもの。
ピリッと辛めの味付けです。
青菜の炒めもの。
そしてこちらは「赤筆」と言う魚の清蒸。
「赤筆」と言う魚、初めて頂きましたが、なかなかウマい魚でした。
お値段はこのお店としてはかなり高級な部類となる700台湾ドル(約2,600円)。
こちらはぼくがひそかに「新明快炒」のスペシャリテと呼んでいる「馬頭」と言う魚の唐揚げ。
皮目は香ばしく、身はしっとりと繊細で美味。
海老の唐揚げ。
海老の甘みと胡椒の辛さが良いですね。
牡蠣の唐揚げ。
台湾で食べられる牡蠣は大人の親指の頭よりちょっと大きいくらいの、こぶりな牡蠣なのです。
蛤のスープ。
生姜の風味で日本の澄し汁みたいなイメージ。
ちょっとだけ胡麻油で風味付けしています。
炒飯はテイクアウトしていくお客さんも多い人気商品。
シンプルな焼きビーフン。
台湾の下町料理、いかがでしょうか。
日本の街場の大衆中国料理レストラン(回鍋肉と酢豚がメインメニューみたいなところ、ですね)で食べるような油ちゃぷちゃぷの料理とはだいぶ違うことがおわかり頂けたかと思います。
明日もまた台北滞在中のゴハンを紹介したいと思います。