大人の「財力」かな?
今日のおやつはツイッターで見かけた子供の夢を大人の暴力で実現せしモノを喰らう pic.twitter.com/BiCnFPKADI
— マクー@三日目東せ-32a (@yonasawa) 2017年8月5日
はい、それでは木曜日のLifeTeriaブログの時間です。
昨日のブログに続き、本日も北海道ツアー中の食事をご紹介したいと思います。
「レストラン・マッカリーナ」は札幌のフレンチの名店「モリエール」の姉妹店として1997年にオープン。
当時の真狩村と言えば、洞爺湖やニセコと言った景勝地に近いロケーションではあるものの、これと言った観光資源もなく、多くの旅行者にとってはただ通り過ぎるだけの場所でした。
「モリエール」のオーナーシェフである中道博さんは「レストラン・マッカリーナ」をオープンするにあたり、3年間はお客さんがひとりも来なくてもレストランを続けるつもりであったと言います。
しかし、中道博シェフの予想は良い意味で裏切られ、当時はまだ珍しかったオーベルジュと言う形態がメディアでも話題になり、またたく間に人気のレストランへ。
そして2008年に洞爺湖で行われた第34回主要国首脳会議(洞爺湖サミット)においては、このレストランが各国のファーストレディたちの昼餐会場として使用されることになり、その名声はゆるぎないものになっていきました。
それでは料理のご紹介を。
ランチには3,300円、5,500円、7,700円と3種類のメニューが用意されていますが、今回は3,300円の「Dejuner A」をチョイス。
こちらは前菜。
北海道産の野菜がふんだんに使用された、とても美しいひと皿。
それぞれの素材の持ち味を最大限に活かすべく、ソースなどの使用は控えめ。
そして茹でたてのブロッコリー。
ドレッシングも用意されていますが、最初はなにも付けずにどうぞ、と言うスタッフの勧めにしたがってそのまま頂くと、ブロッコリーの味と香りの力強さがストレートに伝わってきます。
スープは暑いこの時期にうれしいビシソワーズ。
1年間熟成したじゃがいもを使うことで、より芳醇な味わいを引出しています。
実に上等なスープでした。
メインディッシュは肉料理か魚料理、いずれかのチョイス。
ぼくが頂いた肉料理は、名寄(なよろ)産の「ひまわりポーク」のポワレ。
しっとりとジューシーな肉質を楽しめる佳品でした。
デセールも美味。
奥のジュレにはマスカットを使っています。
ほんとうにひさしぶりに「レストラン・マッカリーナ」を訪問しましたが、料理のすばらしさはもちろん、ロケーション、雰囲気に大満足。
わざわざ札幌から脚を延ばした甲斐がありました。
明日のブログでは旅行最終日のランチをご紹介します。