仕事休もうかな。
関東は明日9日は危険な暑さに.
— 荒木健太郎 (@arakencloud) 2017年8月8日
予想最高気温は甲府38℃,東京・熊谷37℃,横浜36℃.暑さを我慢したりせず,必ず十分な対策をして下さい.根性で我慢できるような類の暑さではありません.熱中症にマジで気をつけて下さい. pic.twitter.com/LhN44gIt4g
はい、それでは水曜日のLifeTeriaブログの時間です。
昨日のブログに続き、北海道旅行、初日のディナーをご紹介したいと思います。
「バンケット」は円山公園に近い落着いた雰囲気の住宅街のなかにあるフレンチレストラン。
北海道産の食材をふんだんに使用した料理で、ミシュランガイド北海道2017特別版では1つ星を獲得した実力派です。
ディナーは8皿前後の構成となる「Menu dégustation」が8,000円、アミューズ・前菜・魚料理・肉料理・デセールと言う構成の「Menu du jour」が5,000円。
この日は「Menu du jour」でお願いしました。
それではさっそく料理のご紹介を。
- アンチョビバターを挟んだチーズのサブレ
アンチョビが程よいアクセントになっていて良いですね。
前菜のひと皿目はこちら。
- 長沼産カリフラワーの冷たいスープ じゅんさい
夏らしい爽やかなスープ。カリフラワーの甘さと風味が美味。
ふた皿目の前菜。
- 千歳産人参のムース ジャンボン・ペルシエ
「ジャンボン・ペルシエ」とはブルゴーニュ地方の郷土料理で、ハムとパセリをゼリー寄せにしたものだそうです。
この「ジャンボン・ペルシエ」の下には、これまた甘さをたっぷりと湛えた人参のムースが敷き詰められています。
3皿目の前菜。
- 宗谷産帆立のポワレ 春菊のソース
ソースは春菊の風味を活かしつつも、余計なえぐみなどは感じさせず洗練されています。
続いて魚料理。
- 積丹産平目 道産新じゃがいも 千歳産ビーツのソース
ビーツの鮮やかな色合いが美しいひと皿。
そして肉料理。
- 仔鴨の低温コンフィ 道産夏野菜のパピヨット
低温でコンフィにされた仔鴨は柔らかくジューシーな食感。
非常に洗練された仕上げです。
野菜は「パピヨット」(紙包み焼き)にされていました。
テーブルでその紙包みを開けてくれるのですが、その瞬間にフワッと野菜とハーブの香りが広がります。
北海道産の野菜のウマさを改めて感じさせてくれるガルニチュールでした。
デセールはこちら。
- レモンのタルト
こちらはプチフール。
- 厚真町産ハスカップのマカロン
いずれの料理からも感じられたのは、ひと品ひと品に施された丁寧な仕事ぶりとその洗練された手法。
そして何より、北海道産の素材に対する愛情でしょうか。
素材の持ち味を活かすために、どのような調理がなされるべきか、どのようなソースが用いられるべきか熟考されているように感じました。
5,000円と言う手頃な価格帯にしてこのクオリティ、近年の札幌のフレンチのレベルの高さを窺い知ることができました。
明日に続きます。