ほんとそれ。
キャバクラ1時間5000円はジジイのうんちく聞かされる迷惑料だというツイートが話題だけど、
— ヒデヨシ (@cook_hideyoshi) 2017年6月13日
「すごいですね!」とジジイを褒めながらビールを注いで回り、皆の前で「君は何もわかってない」と否定され、なけなしの給料から自腹で飲み会代5000円を払う日本企業の新人の気持ちも考えてほしい。
はい、それでは木曜日のLifeTeriaブログの時間です。
この日は昼間に、イスラム圏で働いていたことのあるかたと、仕事の打合せ10%雑談90%みたいなゆるゆるなミーティングをしていたのです。
氏曰く「出張で1週間滞在するくらいなら良いのですが、向こうに駐在していて食べたくなるのが豚肉。とくにとんかつ。日本に帰国するとまずとんかつ、ですよ」と。
そっかー、オレとんかつ大好物だから、豚肉食べちゃダメなんてムリ。ぜったいムリっす。
そうだ。今夜はとんかつ食べよっと。
そんなわけで向かったのが築地。
東銀座から万年橋をわたって「ADK松竹ビル」のお隣、「コンワビル」と言うオフィスビルの地下街にある「とん㐂(とんき)」。
店内は最近見かけなくなったブラウン管のテレビがまだまだ現役で稼働中。
カウンター席、テーブル席、それに小上がりもあり、席数はそこそこありますが、ほとんどの席が埋まっていてなかなかの賑わい。
夜は揚げもので一杯、なんて感じの仕事帰りのお客さんが多いみたいですね。
「ご飯、お味噌汁、キャベツはお代わりしてくださいねー」と言う朗らかな女将さんの声とともにテーブルに運ばれてきたのがこちら。
- (上)ロース(1,500円)
とんかつの定食は5種類。
・とんかつ (1,200円)
・(上)ロース(1,500円)
・(上)ひれ (1,600円)
・特ロース (1,800円)
・特ひれ (1,900円)
常連客と思しきお客さんがみなさんオーダされていたのが「(上)ロース」だったので、ぼくも同じものをオーダ。
一瞬「特ロース」にしておけば良かったかな、と後悔したのですが、いやいや、この「上ロース」、結果から先に書きますと、とても良かったです。
衣は薄くてカリッとした独特のもので、濃いめの揚げ色が付いています。
そう言えば目黒にも「とんき」と言う名店がありますが、そうですね、あの衣にちょっと似ていますね。目黒のお店と関係があるのかな?
そして何より目をひくのが素晴らしい肉の厚み。
この厚切りの肉を時間を掛けて揚げているようで、中までしっかりと熱が入っています。
肉質は非常にさっぱりとしたもので、強めの揚げ具合も相まって、豚肉自体はそれほど主張がないタイプ。
ぼく的にはとんかつは断然ソースより塩派なのですが、このとんかつに関してはむしろソースのほうが合うかもしれません。
それにしてもいまどき1,500円でこのボリューム。良いですね。
ご飯もデフォルトで大盛り。終盤に女将さんが笑顔で「ご飯のお代わりだいじょうぶですか?」と訊きにきてくれたのですが、最初のご飯を完食するのが精いっぱいです(笑)。
メンチカツなどもウマいみたいなので、ぜひ近いうちにとんかつ意外のメニューも試してみたいですね。
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・店名 とん㐂(とんき)
・住所 東京都中央区築地1-12-22
コンワビル 地下1階
・電話 03-3542-0160
・備考 特になし。
・オススメ ☆☆★★★
(2点:ちょっとオススメ!)
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