そう来たか。
いや、そうじゃない。。。 pic.twitter.com/0WT0BVg4gn
— 奥田怜 (@rkea324) 2016年10月22日
さ、今日はこんなネタから。
・名店がずらり!肉マイスターが選ぶ「GINZA 肉の祭典」開催
東京中の予約の取りづらい肉の名店や銀座を代表する名店が一同に集い、しかもその場で食べて飲んで楽しめる「肉の祭典」が10月27日(木)から11月1日(火)まで、松屋銀座8階のイベントスクエアで開催されます。
気になるラインナップはこちら。
- 西麻布「霞町三○一ノ一」尾崎牛 炙り寿司(5貫)2,808円
- 日本橋「肉友」ローストビーフ丼(1杯)1,944円
- 銀座 「マルディ グラ×松屋」ミルフィーユチーズハムカツ(1個)864円
- 麻布 「旬熟成」旬熟成の極上ウニのタルタル(1皿)3,888円
- 銀座 「銀座やまの辺 江戸中華」松茸と上海カニの焼き小龍包(2個)1,836円
- 麻布 「十番右京」トリュフのせ知床牛のすき焼きご飯(1杯)1,836円
- 新宿 「焼肉 大貫」特選焼肉弁当(1折)2,700円
- 東京 「ELEZO・HOUSE」エゾ鹿 ロースとヒレのロースト 白モツと豆のトマト煮込み添え(1皿)2,376円
- 吉祥寺「肉山」肉山特選カレー(1杯)864円
いやー、たまりませんね。
オレ、実はオフィスから松屋銀座まで徒歩10分。
「十番右京」の「トリュフのせ知床牛のすき焼きご飯」、いっとくかなー。
はい、それでは週の始まり、月曜日のLifeTeriaブログの時間です。
先週末は前からいちど訪問してみたかった広尾のビストロ「ラ・トルチュ」へ。
広尾駅前の交差点から広尾商店街を進み、路地を左手に折れるとビルの谷間にひっそりと佇むラベンダー色のファサードが見えてきたらそこが「ラ・トルチュ」です。
「ラ・トルチュ」のオーナーは吉野建(たてる)氏。
オーナーシェフを務めたフランス、パリの「ステラ・マリス」、また自らの名前を冠した東京の「レストラン タテル ヨシノ」の両方でミシュランの1つ星を獲得したフレンチ界の巨匠と言っても過言ではない吉野氏が、フレンチを気軽に楽しめるビストロと言うコンセプトでオープンさせたのがこの「ラ・トルチュ」。
料理はアラカルトもありますが、この日はコースで頂くことにしました。
コース料理は4,200円の「Menu Avantageux」、5,800円の「Menu Tortue」、7,500円の「Menu Chef」の3種類。ぼくたちのチョイスはまんなかの「Menu Tortue」。
前菜、本日のスープ、メインディッシュ、デセールの4皿構成のコースです。
まずはアミューズ。
・グジェール
・サーモンのリエット
・前菜 パテ・アンクルート
ビストロらしい野趣には欠けますが、肉の味わいを大切にしつつ繊細に仕上げられていました。
・本日のスープ 茄子のポタージュ
そこはかとなく茄子の風味を感じるポタージュ。
鮮烈な印象こそありませんが、素朴でスープの温かさが身体に染み込んでいくようなやさしい味わいです。
・主菜 サーモンのミキュイ
たいていはメインディッシュに肉料理をチョイスするぼくなのですが、この夜は「ラ・トルチュ」のスペシャリテである「サーモンのミキュイ」を選んでみました。
「ミキュイ」とは「半分火が通った」、「半生」の意のフランス語で、素材にゆっくりと火を入れ、完全に火が通る手前にとどめる調理法です。
こちらの「サーモンのミキュイ」も、スペシャリテだけあって絶妙なレア加減で、サーモンの身はしっとりとした食感を保ちつつ、火入れすることによりサーモンの香りも引き立ち、満足なひと皿。
・デセール
デセールは本日のデセールである「リオレ」を頂くことにしました。
「リオレ」はフランスの家庭で親しまれているデセールのひとつで、米を牛乳で甘く炊いたものです。
この夜頂いた料理からは、いずれもビストロ料理的な豪快さ、野趣と言ったテイストより、レストラン料理の繊細さ、洗練を感じました。
その繊細さ、洗練されたテイスト自体は好ましいものなのですが、ややもするとさらっとコースが流れてしまい、高揚感のないまま食事が終了してしまうような印象がありました。
誤解の無きよう記しておきますが、ひとつひとつの料理自体はいずれも上質で完成度は高いのです。
ただ、こころに引っ掛かるものがちょっとだけ足りなかった、とでも言えば良いでしょうか。
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・店名 ラ・トルチュ
・住所 東京都渋谷区広尾5-14-14
第二大澤ビル 1階
・電話 03-6459-3713
・備考 特になし。
・オススメ ☆☆★★★
(2点:ちょっとオススメ!)
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