TOKIOか!
友人宅にて
— まよい⇗⇖ (@mayoimai2) 2016年5月4日
友「晩メシ食ってく?ラーメンならあるよ」
このセリフからまさか製麺作業が始まるなんて予想だにしてなかった pic.twitter.com/99A1zGyy03
火曜日から続けてきました台湾滞在記、本日は最終日の4日目のブログでございます。
この日は日本への帰国日だったので、遠出はせずに親戚の家の近所でランチを摂ることに。
親戚にどんなところでも大丈夫だよ、と伝えたところ、では家の近所でキレイなところじゃないけどウマい店があるから行きましょう、となりまして。
案内されたのがこちら。看板に「新明快炒」とありますね。
強い陽射しを遮るために台北の商店街ではアーケードが発達しているのですが、このアーケード、飲食店のテーブルがあったり、このレストランのように厨房があったりと、どこまでが通路で、どこからが店舗なのか判然としないのです(笑)。
それにしても、なぜゆえに厨房がオープンエアなのか。
・その昔、まだ空調設備が貧弱だったころ、厨房が屋内にあると暑かった。
・道路で調理をしているとデモンストレーションになってお客さんの目を惹くことができた。
…そんなところでしょうか。
理由は定かではありませんが、台北の街の裏通りを歩くと、こんなスタイルのレストランを良く目にします。。
さ、料理です。
こちらは「A菜」の炒めもの。
この炒めものの写真に限らず、台湾で頂く炒めものは、日本の安中華料理店でしばしば見かける、油にどっぷり浸かっているようなものはあまり見かけません。
「A菜」の香りを邪魔しない、あっさりとした味付けです。
こちらは苦瓜の三杯酱炒め。
「三杯酱」はこのような野菜の炒めものによく使われる合わせ調味料のようですが、詳細はよくわかりません。
にんにく、生姜、唐辛子、ハーブが織りなす鮮烈な味わい、これは好みが別れる味わいだとは思いますが、ぼくはとても好き。
苦瓜はいちど油通ししているようで、ほとんど苦味はなく、それでいて苦瓜らしい味わいは残っていました。
こちらは牡蠣の唐揚げ。
衣はカラリと気持ち良い食感。
台湾でこのような唐揚げで良く見かけるサイズより大ぶりの牡蠣を使っています。
炒飯の具材には桜海老を使っています。
下町風でしょうか、ちょっと油は多めなのですが、とても香ばしく食欲をそそるワイルドな香りがなんとも言えません。
麺はオーセンティックな台北スタイルのあっさり仕上げ。
最近はこのような昔ながらのレシピの麺を味わえるレストランが減っているようです。
店舗はお世辞にもキレイとは言えませんが、下町の味を楽しめる良いレストランでした。
それにしても、あんな家庭用のガスコンロみたいなショボい(失礼…)厨房から、こんなウマい料理が出てくるのはホント不思議ですね。
来週からはまた通常のブログに戻ります!