岩チョコ。
食ったら岩だったんだけど 殺す pic.twitter.com/tT7ulabtjd
— shinobu (@shinobu50240575) 2015, 2月 14
使い方はいたって簡単。
「LookFor」を起動するとスマートフォンの画面がカラフルに点滅を始めます。
それだけ?
そう、それだけなのです。
記事には繁華街での待合せ時に友だちを探す。タクシーを停める。なんていう使用例が掲載されていますが、これ、「世界一おバカなアプリ」と自称するわりには意外に使い途あるかもしれません。遭難したときのSOS用とかね。ま、できればそういう用途で使いたくはないですが。
利用料は0.99ドルだそうです。
はい、それでは月曜日のLifeTeriaブログの時間です。
金曜日のブログの続きで東麻布のフレンチレストラン「ラ・リューン」でのディナー、後半戦です。
・冬野菜の根と茎のエッセンス
〜大根、セルフィーユ、ほうれん草、ネギ、オキサリスなど〜
・メインディッシュ
〜スコットランド産 山シギのロースト〜(+2,500円)
・デセール
〜紅まどんな(オレンジ)とプラリネクリーム ショコラブランのソース ローリエ風味〜
前菜に続く料理はご覧の通り「根」と「茎」を大胆にあしらったスープ。
素揚げにされた根から感じるほろ苦い「土」の味に対し舌に広がる思いのほか強い甘さのスープのコントラストがおもしろいですね。
そしてお待ちかねのメインディッシュ。
この時期に「ラ・リューン」を訪問するからには、ジビエを食さずに帰るわけにはいきません。
本日のジビエは「鹿児島産 仔バトのロースト(+1,500円)」、「鹿児島産 カルガモのロースト(+1,800円)」、「鹿児島産 マガモのロースト(2名様で+3,600円)」、「山梨産 リエーブルロワイヤル(+3,500円)」、そして「スコットランド産 山シギのロースト(+2,500円)」の5種。
以前に食べたリエーブルのロワイヤルは非常に美味でもう一度食べたい。
でもカルガモのローストってどんな味がするのだろう…これも気になります。
気持ちは千々に乱れますが、この夜は「山鴫(やましぎ)」をチョイス。
「山鴫」はジビエ好きを虜にするその風味からジビエの女王とも呼ばれ珍重される食材。
皿の向こう正面が山鴫の頭部、長く尖ったくちばしが山鴫の特徴ですね。
その肉の風味をひと言で表現すると芳醇。
そしてその芳醇な肉を、これまた香り豊かでコクのあるソースで頂きます。
ソースについては「さまざまな材料に加えて、フォアグラも使っている」ということで、その組成について詳細には教えて頂けませんでしたが、おそらく山鴫の内蔵、骨などを使っているのでしょう。さまざまな旨味が交錯しつつ、山鴫の芳醇な身の味わいにさらに深みを与えています。
非常に満足感のあるメインディッシュに添えられたガルニチュールは、ほうれん草が根を上にしてドカンと別皿に盛りつけられているという大胆なプレゼンテーション。このほうれん草も「根」が甘く美味なのです。
デセールは「紅マドンナ」というオレンジがあしらわれています。素材そのままの果実かと思いきや、いちど真空パックにしてジュレのような食感に変えたもの。おもしろいですね。
今回頂いた「2月のコース」を頂いて感じたのは、ひとつには「素材感の強調」、ひとつには「フレンチのテイストに捉われない自由な発想」という2点でした。
後者のような手法は、ともすると実験が実験で終わってしまい、完成度の面で疑問符がつくレストランもありますが、「ラ・リューン」の場合は永田敬一郎シェフの確かな実力もあり、作り手の狙いがきっちりと一皿の上に収斂しているように感じました。
非常に満足なディナーでした。
───────────────────────────────
・店名 ラ・リューン
・住所 東京都港区東麻布2-26-16
・電話 03-3589-2005
・備考 麻布の良心。料理に安定感があります。
・オススメ ☆☆☆☆★
(4点:誰にでもオススメ!)
・参考記事 2012年02月23日「東麻布 ラ・リューン(前編)」
2012年02月24日「東麻布 ラ・リューン(後編)」
───────────────────────────────