怒られるよ。
誰だ京都ヨドバシでこんなの書いたやつwwww pic.twitter.com/0iT0Zt1NP8
— すぱな(二日目東地区L21b) (@supana0307) 2014, 12月 7
さ、今日はこんなネタから。
・2014年「今年の一皿」は「ジビエ料理」--“食流”は「高級かき氷」
こちらの記事はぐるなび総研…「総研」なんてあるんですね…から、その年を象徴する「食」を選ぶ「今年の一皿」が発表されたというニュース。この「今年の一皿」、今回が第1回目の開催なのですね。
栄えある2014年の「一皿」として選ばれたのは「ジビエ料理」。
なお、同時に発表された「今年の食流」には「高級かき氷」、「今年の食材」には「鰻」が選ばれています。
もともとそこまでジビエ料理にこだわっているほうではないのですが、ジビエ好きの友人の影響で、最近はやはり冬になるとジビエが恋しくなります。
そんなわけで、先週はこの冬最初のジビエを食べに渋谷まで。
はい、月曜日のLifeTeriaブログの時間です。
小雨の降る渋谷駅に降り立ち、向かったのは渋谷公園通りから少し逸れたあたり、「SHIPS」などのショップが軒を連ねる一角に建つ瀟洒なレストラン「deco」。
ミシュラン2014年版の「ビブグルマン」(星は付かないけれどもコストパフォーマンスの高い食事を提供する調査員おすすめのレストラン)にも選出されているこのレストラン、ユニークなのは提供する料理の違いでフロアがわかれていること。2階ではおもに国産食材を扱った料理、コース料理が供され、ジビエ料理、アラカルト料理が楽しめるのは地下1階。
実はこの「deco」のシェフは自らもハンターとしてジビエの狩猟をなさるかた。それだけに、ジビエ料理にかける情熱もひとしおなのです。
そんな自慢のジビエ料理を堪能すべくオーダーしたのは10,000円の「ムニュー テロワール」なるおまかせコース。
・みかんヒヨドリのパテ ネズの実の香り
・千葉県大浦産牛蒡のポタージュ つぶ貝のソテーとともに
・寒鯖の軽いグリエと庄内柿のマリネ
玉葱のグレックと柿酢のジュレを添えて
・熊もも肉の自家製ハム トリュフサラダを添えて
アミューズの「みかんひよどりのパテ」。その名の通りみかん畑を活動場所とするひよどりが「みかんひよどり」なのですが、このパテ、しっかりとした肉の味わいが印象的。セミドライのみかんが添えられているところが気の利いたジョークですね(笑)。
続いては牛蒡を使ったポタージュ。こちらは香り良いつぶ貝がとてもよいアクセント。
魚の前菜は佐賀県の寒鯖を柿酢を使ってマリネしたもの。同じく柿酢を使ったジュレも爽やかです。この前菜、良かったですね。
フレンチの前菜らしいかと問われれば、「らしくない」のですが、軽くグリエして香ばしさをまとわせた脂ののった寒鯖、これを実に上手に扱っているのが印象的。
肉の前菜は「熊」でした。フレンチで熊を頂くのは実は初めて。
これはちょっと手強い食材かな、と身構えつつ頂いたのですが、拍子抜けするほど洗練されていて、雑味えぐみなく肉の旨味だけが十分に凝縮された感じ。
うん、ここまではとてもいいですね。シェフの実力を伺うに十分な前半の料理でした。
ジビエを使った後半の料理、デセールはまた明日のブログにてご紹介したいと思います!
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