中目黒 スゥリル(後編)

…(笑)。

本日はiPhone6/6 Plusについてそのスペックをつまびらかに解説しようと考えていたのですが、それより重要なニュースが飛び込んできましたので予定を変更してこのネタを。

 

伝説の「オマリーの六甲おろし」が明日、デジタルリマスターで20年ぶりに復刻

 

若いひとたちはまずオマリーがわからんか。

トーマス・オマリー、アメリカ合衆国出身のプロ野球選手、1991年阪神タイガースに入団。翌1992年には阪神の2位躍進の…ってそんな解説はまあいいか。

まずはこれを聴いてください。

ふ…ふっきんが…(笑)。

すみません、書き忘れましたが電車のなかとかで聴かれるかた、ご注意ください。


「オマリーが熱唱した『オマリーの六甲おろし』(阪神タイガースの歌)を含む伝説的なCD『オマリーのダイナミック・イングリッシュ~オマリーの六甲おろし~』が明日9月10日にデジタルリマスター復刻版としてPolystar Recordsから発売」とのことで、おそらく大阪人の95%くらいは購入するものと思われます。


ちなみにYouTubeのコメントに「英語の発音がうまい」ってあってもう一度吹きました(笑)。


はい、それでは木曜日のLifeTeriaブログの時間です。

昨日のブログの続きで、中目黒の人気フレンチレストラン「スゥリル」のディナー、後半戦です。

 

・季節のお魚料理

・平牧金華豚を本日のお勧めのスタイルで

 

本日の魚料理は千葉産の太刀魚。

百合根などとともに一度蒸し上げた太刀魚を、香ばしく焼き直してあります。

そしてこのかぐわしい香りは…松茸とコンソメを使ったソースの香りでした。ガルニチュールには緑竹と松茸の「天ぷら」。

百合根や松茸といった和のテイストが楽しいひと皿ですが、もちろん、フレンチのひと皿として完成されています。

 

肉料理は「平牧金華豚」のグリルでした。

「金華豚」は中国料理の高級食材「金華ハム」を作る豚として有名ですね。

ひと晩スパイスやヨーグルトでマリネされ香ばしく焼き上げられた金華豚は、しっとりときめの細かい肉質、そして香ばしい脂身が美味。

「金華豚」の旨味がしっかりと引出された力感あふれる肉料理は湯澤貴博シェフの真骨頂といったところでしょうか。

そして金華豚にはフランス産のムール貝、ジロール茸、生落花生といったバラエティに富んだ食材が添えられて華やかなひと皿に仕上がっています。

 

・冬瓜のコンポートとジュレ、ヴァニラアイスクリーム

・庄内茄子のタルトタタン、生姜風味のクレームフェッテとソーテルヌのジュレ

 

満足なメイン料理に続くデセールは二皿構成。

最初のひと皿、アヴァンデセールは冬瓜のコンポートでした。

デセールの食材としてはユニークですが、爽やかなジュレとあいまって清涼感のあるひと皿。

 

続くふた皿目のデセールは「タルトタタン」。

タルトタタン…なんですが、普通のタルトタタンで終わらないのがこのシェフの発想力。

この夜のタルトタタンはなんと山形県産の庄内茄子で作られたタルトタタンでした。

こちらに砕いたチョコレートクッキーやソーテルヌワインで作られたジュレ、パイナップルのコンポートなどを添えて、それらの食材をいっしょに口に運べば、口の中でタルトが完成するという趣向。

 

切れ味のよい前菜、力感あふれるメイン料理、そして遊び心のあるデセール。

いずれをとっても完成度が高くすばらしいディナーでした。

 

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・店名   スゥリル

・住所   東京都目黒区青葉台1-15-2

      AK3ビルディング2F-B

・電話   03-5784-2036

・備考   これからの季節は食後の目黒川沿いの散歩も最高。

・オススメ ☆☆☆☆☆

      (5点:とても好きなお店!)

・参考記事 2014年04月01日「中目黒 スゥリル(前編)

      2014年04月02日「中目黒 スゥリル(後編)

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