オレも旅に出たい。
船岡駅にて猫が遠出なう、、、 pic.twitter.com/zsaEnqcHLv
— 一誠 (@OBAKO3408) 2014, 6月 11
この動画はフォルクスワーゲンが香港の映画館で展開した啓発CMとのこと。
「劇場内一斉メール送信装置」なるものを使って映画館の中の端末にメールを送信しているんですね。
観客が一斉にメールをチェックし始めたその瞬間、響き渡る急ブレーキ音と衝撃音。
観客も一瞬なにが起こったのか茫然としていますが、しばらくするとスクリーンには「A reminder to keep your eyes on the road.」という文字が浮かび上がり、運転中の携帯電話使用の危険性について警告するために作られた動画であることがわかる仕掛けです。
はい、それでは金曜日のLifeTeriaブログの時間です。
かつ丼っていいですよね。
かつ丼って言ったら、ほら、あれですよ。取調べのシーンでね。
ちゃんとWikipediaの「カツ丼」の項にも記載があります。
「日本の刑事ドラマにおける定番の描写に、被疑者の取り調べ中の食事として警察署内でカツ丼を食べるというものがある。人情を重んじる刑事が『刑務所に行ったら二度と食べられないだろう』と刑事のポケットマネーで店屋物のカツ丼をとってやると、被疑者はその情にほだされ涙ながらに『私がやりました』と犯行を自供する、というパターンが典型例である。小杉勇監督の映画『刑事物語』シリーズ第3作『灰色の暴走』(1960年)、連続テレビドラマ『七人の刑事』(1961年 - 1969年)、バラエティー番組『シャボン玉ホリデー』(1961年 - 1972年)など、1960年代に相次いで「刑事が被疑者にカツ丼を食べさせる」描写が登場している」…だって。
この場合、刑事の人情を表現するアイコンはやはりかつ丼でなくてはならないのです。
鰻丼では豪華すぎるし、かといって蕎麦とかじゃ侘しいし。
かつ丼の、庶民的だけどちょっと豪華な気持ちに浸れる感じ、そして割下の甘さってのがね、ちょうどいいんです。
さて、そんなわけでひさしぶりにかつ丼を食べました。
向かったのは西荻窪の「坂本屋」。
この「坂本屋」、カテゴリとしては大衆中華料理屋さんなんですが、カレーもあればチキンライスもある、まあ大衆定食屋さん的なポジションのお店と思ってください。
そして、なぜかここのかつ丼が大人気なのです。
「Dancyu」2007年版の「日本一旨いもの集めてみました」シリーズ、かつ丼部門日本一に輝いたというかつ丼、食べてみましょう。
・かつ丼(800円)
卵がレアでフワトロですね。
まずはひと口カツを頂きます。
お。衣がね、ウマいですよ。ザクッと香ばしく歯切れがいい衣です。
豚肉自体はそれほど厚みなくパンチはありませんが、800円という値段を考えたら上等上等。割下はやや甘め。でも、この甘さ、ぼくは割と好きです。
ご飯の炊き加減も適正。
なんか、昔ながらの正しいかつ丼って感じがするなあ。
800円で味わえる幸せ。これ、なかなかいいものです。
壁には料理評論家の山本益博氏の色紙。
「どこにでもあるかつ丼にして、どこにもない坂本屋のかつ丼」。
うんうん。御意。タマにはいいこと言うじゃん、マスヒロ。
───────────────────────────────
・店名 坂本屋
・住所 東京都杉並区西荻北3-31-16
・電話 03-3399-4207
・備考 定休日は日曜日・月曜日。
・オススメ ☆☆★★★
(2点:ちょっとオススメ!)
───────────────────────────────
コメントをお書きください