大惨事(笑)。
うわぁぁぁぁぁぁ 返せ一週間! pic.twitter.com/pOHDxQHjVk
— オツカレ ノヴァ (@Tired_Nova) 2013, 12月 8
先日のブログでご紹介した「六義園(りくぎえん)」の庭園ライトアップ、今日が最終日だったので陽が落ちる頃合いを見計らって出掛けてきました。
数年前、平日の夜に行ったときは園内をそぞろ歩くひとが少なく、ひっそりと静まり返った園内は厳かな雰囲気に満ちていたのですが、この日はライトアップ最終日かつ日曜日ということで、園内大混雑。まず入場券を買うのに行列(笑)。
なんかひとが多過ぎて雰囲気出ないなあ、と自分もその大勢のひとの一部ということを棚に上げて思ってしまいました。
もちろんライトアップ自体はすばらしかったですが。
途中、茶屋で抹茶と和菓子を頂き冷えきった身体を温めつつ庭園を散策し、団子の香ばしい香りについつい買い食いしたくなる気持ちを抑えて、鑑賞終了。
そう、このあとは夕飯を食べに行かなくてはならないので、ここで団子の誘惑に負けるわけにはいきません。
駒込や白山といったこのあたり、個人的には未知のエリアなんですけど、探すと評判のいいレストランもけっこう多いんですよね。
イタリアンだと「ヴォーロ・コズィ」、フレンチだと「レザントレ コウジイガラシ オゥレギューム」、そして今日ご紹介する「モン プチ コション ローズ」などなど。
白山駅から歩くと3分くらいでしょうか。飲食店がぽつりぽつりとあかりを灯す静かな商店街のなかに「モン プチ コション ローズ」はありました。
扉を開けると8席ほどのカウンター。最近このようなカウンターフレンチ、増えていますよね。客側からすると料理を作っている臨場感が楽しめますし、シェフ側からすると食べ手の反応や料理の進み具合がわかりやすいというメリットがありますね。
この夜のコースは1種類。5,200円でアミューズからデセールまで5皿からなるおまかせのコースとなります。
・アミューズ たまごの中の蟹のムース
・前菜 鮮魚のカルパッチョ
・前菜 本日のフォアグラの料理
アミューズは卵の殻の下半分にねっとりとした卵黄、上半分に蟹を使ったムースという組合せ。味わいという点でも、舌触りという点でもなかなかおもしろいコントラスト。
アミューズの写真、後ろに写っているのはパンに付ける自家製の豚肉のパテ。リエットのような繊維感はなく濃厚な味わい。パンとの相性もよかったです。
パンも自家製ということで、こちらはもっちりした食感が印象的。小さなお店でもこういったところまで手を抜かない姿勢には好感が持てますね。
前菜は2皿。
まずは鮮魚を使った前菜。シンプルにカルパッチョに仕立てた鯛、こちらに添えられたのはフレンチキャビアとからすみのパウダー。けっこう主張の強いオリーブオイルにからすみのパウダーをまぶすと、からすみの塩気が鯛の味を引き締めます。シンプルこの上ない調理で、フレンチという概念からすると肩すかしをくらいそうですが、それぞれの味の個性を引出している点はなかなか。
2皿目の前菜はフォアグラと海老のポワレ。フォアグラには苺を添えて。これはもう、鉄板の組合せですね。苺のフレッシュ感がフォアグラの濃厚さにアクセントを添えます。
事前に地元での評判がいいという情報をもって訪問したのですが、アミューズから前菜までの流れは期待以上。
メインの料理にさらに期待は膨らみます。ということで、メインの肉料理とデセールはまた明日のブログにてご紹介したいと思います。
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