五反田 あげ福

これスゴいなー。

もったいなくて食べられません。

さて。

先日のオリンピック招致最終プレゼンテーションの際の、フランス語での「お・も・て・な・し」スピーチが話題になっていますが、日本語よりフランス語のほうが得意のオレ、こんなネタを探してきました。

 

パリは萌えているか? 日台仏合作? フランス製萌え萌え日本昔話絵本

 

「パリは萌えているか?」って(笑)。

そりゃ「もえ」違い(笑)。

 

まずは上のリンクから画像を見てちょうだい。

へー。最近の絵本ってのはこうなんですかぁ?

 

ちなみにタイトルは。

「鉢かづき姫」⇒ La Princesse au Bol Enchanté(魅惑の椀の姫)

・「鶴の恩返し」⇒ Le Secret de la Grue Blanche(白鶴の秘密)

・「竹取物語」 ⇒ Kaguya Princesse au Clair de Lune(かぐや~月の光の姫~)

…となっているそうです。

 

リンク先のタイトルが「日台仏合作?」となっていますが、この絵本の作画をしているEin Leeさんは台湾人。なので「日台仏合作?」なんですね。

 

なかなかな萌え絵ですが、まあフランスのこどもたちが、こういう絵本で日本に興味をもってくれたらそれはそれでアリですな。

 

はい、13日の金曜日ついでに仏滅の夜もLifeTeriaブログの時間です。

今夜は以前から興味があった五反田のとんかつ屋さんを初訪問。

場所は…目黒川沿い…あの「ミート矢澤」のお隣。…ってことはそういうこと?

そう、ミート矢澤系のとんかつ屋さんなのですね。

 

お店の名前を「あげ福」と言います。

 

21時半過ぎにお店に到着。

お隣の「ミート矢澤」はあいかわらずの行列。にもかかわらず、「あげ福」は先客が1名のみ。まったく待たずに入店できちゃいました。

 

インテリアは最近のとんかつ屋さんらしく無国籍なテイスト。清潔感はあります。

 

ぼくは初訪問のとんかつ屋さんでは必ずロースかつをオーダすることにしています。ロースかつのほうが肉質の良し悪し、揚げる技術が如実に現われると思うからです。

 

あげ福」のロースには「上ロース(150g)」、「極上ロース(150g)」、「厚切りロース(250g)」とありますが、そのなかから「極上」を選んでみました。

 

 ・極上ロース定食(2,200円)

 ・一口カレー  (350円)

 

10分ほど待ってカウンターに置かれたロースかつは、割とザクッとした衣、しかし揚げ色は薄いですね。

スタッフからの説明では、まずひと口目は「トリュフ塩」で、そのあとは通常のとんかつソースか、生姜を使ったオリジナルソースで食べてみてください、とのこと。

 

まずはひと切れ。ありゃ、衣はしんなりしていて、それに肉からはがれてしまいますね。

 

最初はトリュフ塩ね…。

うーん。トリュフ使う意味がよく分からないんですけど。トリュフオイルのちょっとわざとらしい香り、とんかつの香りを邪魔しています。

 

揚げ油は植物油で質も悪くなく。と書くと、軽めの仕上がりのように受け取られてしまうかもしれませんが、どうも衣がジットリと油を吸ってしまっていて、軽い油なのに油がクドい。

肉質もなんら特筆すべき点はありません。普通の街場のとんかつ屋さんのレベルです。

 

ダメだこりゃ。

 

たかがとんかつ。

たかがソウルフード。

でも、あなたたちとんかつ舐めてるよ。

 

生まれてこのかた、とんかつを残したことないんですけど、今日初めてとんかつを残しましたよ。ひと切れですけど。

 

ウマい塩でもあれば無理矢理にでも腹に収めますが、トリュフ塩しかないって言うのはどんな罰ゲームですかね。

 

ご飯を残すのは昭和なオレ、いやなので、「一口カレー」を追加で頂いて、ご飯とカレーだけは完食しました。

 

えっとですね、カレーは普通にウマいですよ。

でも肝心なとんかつがこれじゃねえ。

 

トリュフ塩みたいな変化球投げる前に、肉自体のウマさ、揚げるテクニックについて勉強して頂きたいです。

 

それに、すぐお隣の駅には、たとえば、「とんき」みたいな有名店だってあるわけです。

ご飯お代わりしようかな…と思っていると、スッとスタッフが来て「おつぎしましょうか?」と訊いてくれたり、食べ終わると新しいおしぼりとお茶を持ってきてくれたり。そんな老舗のサービスを学ぶことだってできるでしょう。

 

「ミート矢澤」系のお店、楽しいお店もたくさんあり、好きなお店も多いのですが、この「あげ福」に関しては、幻滅です。

この程度の料理でとんかつ屋の看板を揚げようと思ったのであれば、ちょっと調子に乗り過ぎですね。

 

13日の金曜日ついでに仏滅の夜の夕飯はなかなか残念感あふれる夕飯になってしまいました。