「メメント・モリ」ということばがあります。
Wikipediaで調べると「ラテン語で『自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな』という意味の警句。『死を記憶せよ』などと訳される」とあります。
そう、ぼくたちは毎日元気に働いて、元気にメシ喰って、元気に友達と遊んで、死なんてずっとずっと遠くにある出来事だと思って生きていますが、スティーブ・ジョブズのあの有名なスタンフォード大学のスピーチにもありましたが、死はだれに対しても平等に、必ずいつかやってくるわけです。
ちょっと重たい書き出しですが、せっかくの週末にそんな重たい話を書きたいわけじゃなくて、おもしろい雑誌を見つけたので、ご紹介しようかと思った次第でして。
こんな雑誌があるんですね。知りませんでした。
おっ…。表紙は壇蜜じゃありませんか…。いや、グラビアじゃないみたいですよ。
巻頭インタビューは「壇蜜が語る『生』と『死』 〜遺影を用意しています。私が葬祭学校に通った理由〜」。
この雑誌は「就活」ならぬ「終活」、つまり自分の人生の終末にどういう備えをしていくべきか考えていく雑誌なんですね。
でも笑ったのがamazon。「お客様は他の部門からこれらの商品も購入しています」というリストを見ると…。
「壇蜜 仮面を脱ぐとき ~映画「甘い鞭」より~」
「花蜜 kamitsu 壇蜜」
「壇蜜 色情遊戯」
「壇蜜と僕たち ~映画「私の奴隷になりなさい」より~」
こらこら。こらこら。
オマエら壇蜜目当てで「終活読本 ソナエ」を購入していることがバレバレじゃないか(笑)。
はい、更新が遅くなりましたが土曜日分のLifeTeriaブログでございます。
土曜日は「浴衣と江戸前鮨を楽しむSummer Party」、開催させて頂きました。
今回も定員を上回る70名弱のみなさまにお越し頂きありがとうございました。
鮨タネの仕入れ上、直前のお申込みについてはお断りさせて頂いたこと何とぞご了承ください。
・小肌
・烏賊
・白身昆布締め
・鮪
・海老
・穴子
・茄子
・玉子焼き
小肌や穴子といった、江戸前を代表するタネはいかがだったでしょうか?
小肌は「新子(しんこ)」の時期が過ぎて、身もふっくらとしたちょうど良い頃合いの小肌でしたね。タネから季節感を感じることができるのも鮨の楽しさです。
玉子焼きを見て、あれ、こんなカステラみたいな玉子焼き見たことないよ?というかたもいらっしゃったかもしれません。まだ冷蔵庫が無かった時代、いにしえの江戸前の玉子焼きというのは、出汁巻きではない、保存性をもたせた水分の少ない玉子焼きだったんですね。手間がかかるので、いまでは高級鮨店以外で見かけることはありません。
おかげさまで「おいしかった」という声もたくさん頂くことができましたので、ぜひ第2弾も企画したいですね。
これを機に江戸前鮨についてもっと知りたいな、というかたいらっしゃったら、ぜひオススメしたい本があります。
残念ながら絶版のようですが、神田の名店「鶴八」の先代が書かれた、自身の修行時代の四方山と江戸前仕事についてのお話、非常に勉強になります。
ではでは、ご参加のみなさま、ほんとうにありがとうございました!良い日曜日を。
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