新橋 スープカリィ厨房 ガネー舎

昨日のブログでご紹介した「パワードジャケットMK3」も未来っぽかったですが、コレもキテますね。

 

頭にセットして脳を刺激して能力を引き上げるゲーマー用ヘッドセット「foc.us」

 

こちらは頭部に1-2mA程度の弱い直流電流を通すことにより脳神経の活動を補完するtDCS(経頭蓋直流刺激)という技術を応用したヘッドセット。

このtDCSという手法はもともと脳卒中やうつ病、片頭痛などの治療に用いるために研究が進められていたものだそうですが、このヘッドセットは医療機器ではなく、あくまでも、とにかくゲームでハイスコアをたたき出すことを目的としたゲーミングデバイス。

 

実際にどんな能力がヘッドセットによって改善されるかはこの記事からは読取ることができませんが、使い過ぎると廃人になりそうなちょっと恐ろしいデバイスですね。

249ドルで発売中だそうですが、日本での発売は未定のようです。

 

はい、更新が遅くなりましたが、木曜日分のLifeTeriaブログです。

いや、暑いですね。こう暑いと、ピリッとスパイシーなものが食べたくなりませんか?

そんなわけで、水曜日の夜は、前から行きたかった新橋「スープカリィ厨房 ガネー舎」へ。

 

その昔。うん、ずいぶん昔、15年以上前、札幌に住んでいたころの話です。

友人から「独特だけどウマい」と聞いて「アジャンタ」というスープカレーのお店を訪問したことがありました。

 

実は札幌市内には「アジャンタ」と名乗るカレー店は3店舗ありまして、もっとも古い店舗は1975年創業。まさにスープカレーの源流のようなカレー店なんです。

で、その3店舗あるアジャンタ、それぞれの店舗は、こっちが本家だおまえらは亜流だ、…と、どうやらあまり仲がよろしくない様子なんですが、いずれも「薬膳スープカレー」というスタイルは共通していて、スパイスと漢方薬がブレンドされた独特のスープが異彩を放っています。

 

さて、この新橋の「スープカリィ厨房 ガネー舎」。

「アジャンタ」のスタイルを東京に伝えるスープカレー店と聞いていましたので、懐かしさも手伝って大いに期待して訪問。

 

店は雑居ビルの地下1階。ビルの1階まですでに漢方薬の香りが漂いあやしい雰囲気。この香りが苦手なかたはこの時点でダメですね(笑)。

薄暗い階段を降りて、扉を開けるとちょっと昭和の喫茶店っぽいインテリアが広がります。

 

 ・トリマサラサラダ(400円)

 ・とりやさいカリィ(1,300円)

 

「トリマサラサラダ」はスパイシーでなかなかウマいんですけど、いかんせん400円にしては量が…。ちょっとかわい過ぎるサイズですね。

 

さて、来ましたよ「とりやさいカリィ」。「カレー」でもなく「カリー」でもなく「カリィ」なんですね。

スープの上面には油が浮き、骨付きの鶏肉とゴロッと大きめの野菜。そしてスープをかき混ぜ、スプーンでひと掬い。

お…懐かしいあの「アジャンタ」の味に近いですね!でも独特の漢方薬臭はけっこうマイルドかな?

 

野菜は季節によって変わるみたいですが、じゃがいも、人参、パプリカなど定番の具材に加えてこの日は冬瓜が入っていました。

冬瓜のこの食感はスープカレーにはあまりマッチしないような気もしますが、冬瓜には身体の熱をとる効用があり、暑気払いになるんです。だから薬効という面では理に適っているのでしょう。

 

食べ終えての印象は、これぞ正しい札幌スープカレー。でした。

ちょっと癖のある味で誰にでもオススメというわけにはいきませんが、ぼくは好きですね。

札幌スープカレーの源流を知りたい、というかたにはぜひ推薦したいお店です。

 

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・店名   スープカリィ厨房 ガネー舎

・住所   東京都港区新橋5-12-2 鴻盟社ビル地下1階

・電話   03-3433-0309

・備考   特になし。

・オススメ ☆☆★★★(2点:ちょっとオススメ!)

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