相当雨が降りそうなときでもめんどうなので傘を持っていかないんですが、先日傘を新調したので(といっても無印良品の安モノ)、これからはちゃんと傘を持っていこうと意気込み、なんどか傘をもって出掛けていたんですが、そうすると雨がぜんぜん降らないんですねこれが。
で、今朝天気予報を見たら…曇りの予報だったので傘を置いて出掛けたんですが、そうしたら夜まで雨じゃないですか。もうーどうなってるんですか!
ちょっとおもしろい記事があったのでご紹介したいと思います。
・メーカー復活で浮き彫りになる「潰しの利かない人」は、これから何をすべきか?
あのー、タイトルだけ見るとなんか堅苦しい内容に思えちゃうんですが、ぼくが注目したのは対談の本筋ではなく、アップルのシニアマネージャーとして、iPodやMacなどのハードウェア製品の品質保証部で活躍した松井博氏が語る、スティーヴ・ジョブズ氏がアップルにカムバックした1996年当時のアップルのカオス状態。
ちょっとおもしろいので引用してみますね。
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松井 辞めさせられた人ももちろんいましたが、事業の整理をした後、社内モラルを高める取り組みを熱心にやって、まともな会社にしていったという面が強かったと思います。例えば、スティーブ自ら全従業員に「社内で動物を飼うな」とメールを送ったこともありましたね。組織としては、それくらいひどい状況でしたから。
竹内 えっ?(笑)
松井 いや、それぐらいやりたい放題だったんです。まるで節度がなかった。「会議が終わったらホワイトボードに書いたものは必ず消せ」とかね。「そういうところから秘密が漏れるんだ」って。わたし自身も、当時はMac専門誌から社内の情報を初めて知ったなんてことがよくありましたし(笑)。そっちの方が社内資料より分かりやすいという笑えない状況が当時はあったんです。彼は本当に細かいところから、アップルを立て直していったんですよ。
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動物って(笑)。
そんな会社がいまや時価総額4000億ドル超ですからね。
はい、木曜日の夜もLifeTeriaブログの時間です。
本日は友人たちと中野の街を探訪。
中野になにがあるのか。
中野には中野サンプラザがある。
中野サンモールがある。
そして中野サンモールの奥には…。中野ブロードウェイがある。
そう、しょこたんがこよなく愛す中野ブロードウェイ。
実はオレ、中野ブロードウェイ初訪問。
いや…カオス…。
中野ブロードウェイについて書き始めるとそれだけで1時間くらいかかりそうなので、残念ながら割愛します。こんどゆっくり訪問したいです、中野ブロードウェイ。
さて。
中野に降りたったのは中野ブロードウェイを探検するためではなかったのです。
今日の目的は中野ブロードウェイから徒歩1分、中華料理店の老舗「北京亭」。
ここで餃子を食べるのが今夜のメインイベント。
それにしてもこの路地もカオスだな…。焼鳥屋、焼鳥屋、焼鳥屋、カレー屋、担々麺屋、なぜかメイドカフェ、そして創業50年の「北京亭」。
「北京亭」、まずその年季の入った店構えに、汚い系のお店大好きなオレもちょいとひるみます。
店主は齢84歳、50年以上もこの地で中華鍋を振っているというベテラン中のベテラン。きっと頑固オヤジに違いない…。
意を決して店に踏み込むと、意外や愛想の良いマスターと、おそらくその奥様と思われる、こちらも穏やかな女将さんが優しく出迎えてくれます。
まず瓶のサッポロラガーと、オレは烏龍茶。
「烏龍茶のボトルここ置いとくね」。
え?飲み放題っすか(笑)?
こちらの名物料理は餃子。
それも焼き餃子ではなく、水餃子。焼き餃子はメニューにありません。
・水餃子
・春巻
・肉団子
・肉野菜炒め
・炒飯
水餃子はマスターのオススメの食べ方で酢と辣油のみで味付け。
うん、モチッとした皮がおいしいですね。
この弾力のある皮は、毎日お店でマスター自らが仕込んでいるそうです。かくしゃくとしたマスターですが、それにしても相当な重労働のはず。そのこだわりに頭が下がります。
水餃子もウマかったんですが、個人的にそれより気に入ったのが春巻。
音が出るくらいパリッと香ばしく揚げられた皮に包まれた具材は余計なとろみをつけ過ぎず、また調味もオーソドックスでクラシックな味わい。けっこう本場の味に近いです。
失礼ながら、こんないかにも街場の大衆中華という店構えのお店で、こんなに本格的な春巻が出てくるとは思わなかったなあ。
そしてちょうどいいタイミングで「なにか炒めようか?」なんて声を掛けてくれるマスター。そんなこと言われたらついついオーダしちゃうじゃないですか(笑)。
いやーもうけっこう満腹なんだけど…じゃあ肉野菜炒め!
「サービスで大盛にしておいたよ」。
肉野菜炒めも炒飯も、それ3人前っすか?ってな量で全員腹いっぱい。
場所も中野ですし、お世辞にもお店はキレイだとは言えませんし、まあ万人に対してオススメ、ということはできない系のお店なんですけど、オレ、こういう店好きだなあ。
同じ場所で、同じ業態で50年。
これってすばらしいことですよね。地元のひとに愛されている様子が伺えました。
マスターにはくれぐれもお身体に気をつけて頂いて、末永く営業して頂きたいお店です。
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・店名 北京亭
・住所 東京都中野区中野5-55-7
・電話 03-3385-2828
・備考 なんと年中無休。いつ休んでいるんでしょうか(笑)。
・オススメ ☆☆★★★(2点:ちょっとオススメ!)
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