今週は梅雨っぽい天気が続くみたいですね。
そんな鬱陶しい気分を吹き飛ばすようなニュースを…と思ったんですけど、そんなスカッとしたネタはなかったのでこんなニュースを(笑)。
・【社会】リフレに続き今度は「JKお散歩(30分4500円)」登場…規制に限界[06/10]
JKとはもちろん自宅警備員。…じゃなくて、女子高生ですよね。
お散歩するだけで4,500円かぁ。ちょっと高いね。
秋葉原でお散歩しているオレを見かけたらそっとしておいてくださいね。
さて、こんねネタだけではなんですから、ちょっとマジメなネタを。
先日インターネットで見かけた記事です。
・世界で勝ち抜けない「時間にルーズ」な日本人 --- 渡辺龍太
これは「アゴラ」というウェブサイトに寄稿された「WORLD REVIEW」(申し訳ありませんが、「アゴラ」も「WORLD REVIEW」も知りませんでした)編集長の渡辺龍太氏のエッセイ。
要点をまとめますと。
(1)
日本人は時間に正確のように見えるが、単に上下関係の礼儀でそうしているだけだ
(2)
日本企業は始業時間にうるさいが仕事を効率的に行うことには無頓着
(3)
日本人が世界と競争するには、時間あたりの効率を考えた仕事の追求が必須
(4)
こどものうちから、時間を守る事は礼儀ではなく、物事を効率的に進めるために必要と教えるべき
オレの意見。
これね、とってもいいことを言っているんだけど、いわゆる結論ありきの論理構築ですね。っていうか、かなり感覚的な記述に終始していて、ところどころ論理破綻しているように思いますが。
結論にはまったく同意なんですけどね。
まず、日本企業の時間のマネジメントが下手。と言い切っちゃってますけど、どのくらいのサンプルを、どのような手法で測定して、どうやってマネジメントが下手と結論づけたのか。
この渡辺健太氏、「米国で4年暮らし、東京発の英語ニュースの制作という外国人の多い職場で働いてきた」とのことですが(それ以外にNHKのディレクター経験もあるようですが)、たったそれだけの経験で実証もなく感覚的に「日本の企業の時間の使い方は非効率。だから海外に勝てないんだよ」って言っても信憑性が薄いですよね。
あとこの一文はオレの悪いアタマではまったく理解不能。
「多くの日本人は礼儀なので先輩には手酌をさせまいと努力するが、手酌で飲むほうが楽かもしれないという事を口にする人はほぼいない。つまり、時間を目下に守らせるというのも、これと同じように全く効率を考えない礼儀作法の一部なのである」。
「ほぼいない」という結論と「つまり」以降のつながりが希薄で、どうしてそのような帰結になるのかよくわからない。
それからこれ。
「だからこそ正確なダイヤが売りだと新幹線などを輸出しようとした際に、時に外国からオーバースペックで高いと思われてしまう気持ちが全く理解できない日本人が多いのだろう」とありますが、正確なダイヤゆえオーバースペックで高い、ではなく、正確なダイヤは高い信頼性、可用性、そしてなにより安全性という要件を満たすことで初めて実現できるもので、正確なダイヤを追求して高くなったわけじゃないでしょう。某国の新幹線が重大な事故を起こしているのを見ればよくわかります。
「鉄」じゃないオレでさえこれくらいは知っているんだから、アタマ良さそうなたとえを書くなら、もう少し勉強しないとね。
まあ、言いたいことはかろうじてわかるんだけど、非効率な会議をチンタラやっているような時間の使い方をしている日本企業なんて、もはやよほど余裕のある会社くらいじゃないですかね?
むしろそういう会社があったら教えて下さい。オレ転職したいです(笑)。
はい、思いのほか前説が長くなってしまいましたが、火曜日の夜もLifeTeriaブログの時間でーす。
先日、恵比寿の「アンティカピッツェリア ダ・ミケーレ」を目指して、JR恵比寿駅の東口のロータリーからお店に向かっていたときのこと。
発見してしまったのです。
あっ!「純連」があるよ!?
ラーメン好きのかたには説明不要ですね、札幌ラーメンのメジャーな流れと言えばいわゆる「純すみ系」(オーナの名前から「村中系」とも)。
「純連(じゅんれん)」と「すみれ」、そしてその2店の系譜をひくラーメン店からなる札幌ラーメンの王道です。
「すみれ」はもともとは漢字で「純連」と書いて「すみれ」と読ませていました。このお店をオープンしたのが村中明子さんという方。
そしてこのお店を継いだのがオーナーの息子さんの村中伸宜さん。そして村中伸宜さんのお兄さんが開いたのお店が「純連(じゅんれん)」。
どちらも太くて縮れた麺、塩味の濃い味噌味、にんにくが強く香り、熱い油がスープの上に浮いているといった点が特徴ですが、札幌に住んでいたときは「すみれ」のほうが好みでした。ラーメン通ではないので、両者の違いをうまく書けないのですが。
恵比寿のお店は兄の「純連(じゅんれん)」の支店ということになり、東京では高田馬場とここ恵比寿に2店舗を構えています。
・味噌チャーシュー(1,150円)
やけどしそうなくらい熱い油でふたをした濃いの味噌味のスープ、森住製麺の黄色く太い縮れ麺は紛うことなき「純すみ系」の味噌ラーメンの特徴なんですが、昨年札幌で食べた「すみれ」と比べると、にんにくの風味も薄く、なによりコクがない。
そしてせっかくチャーシュー麺にしたのに、チャーシューの下味が薄過ぎてまったくウマくない。
あれ…こんな感じだったかな、「純連」の味噌ラーメン?
「純連」のラーメンを最後に食べたのは、かれこれ15年以上前でしょうか?なので、記憶があやふやなのですが、それにしても本店はもっとウマかったと思ったなあ。
ちなみにちょうど20時の「純連」、なんと客はぼくひとり。恵比寿駅の目の前でこれはいかんでしょ?
このクオリティではラーメン激戦区の恵比寿だとチト厳しいと思います。
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