西麻布 OGGI DAL-MATTO(前編)

イケメンのかたにも、イケメンじゃないかたにも、今日は顔の話題をふたつ。


「全国民を顔写真付きでデータベース化」?米国で法案審議に懸念の声


アメリカではこの5月に移民法の改革法案の議論が始まっているそうなんですが、この改正法案が成立した場合、アメリカ国内の成人全員のバイオメトリクス(生体認証)データが収集されデータベースに蓄積されることになるという点が、論議の的になっているそうです。


そしてこの生体認証データなんですが、今回想定されているのは「顔写真」。

データベースにはひとりひとりの名前、年齢、社会保障番号、そして「顔写真」が記録され、運転免許証など、州が発行する写真付き身分証明書も統合されるといいます。


この改革法案の狙いは、許可を受けていない移民の雇用を抑制することなんだそうです。

雇用主は新規に社員を雇うときに、このデータベースを検索して顔写真と本人とを照合する義務が課せられ、偽りの身分証明書を持っている不法移民者を雇用することはできなくなるわけですね。


インドでも虹彩や指紋による生体認証を使った国民のID管理の開発を進めているそうですが、平和ボケの日本もこれくらいやったほうがいいんじゃないかな、なんて思いますね、個人的には。


さて、もうひとつの話題。

自動車の運転免許証を持っているひとの多く(イケメンを除く)に賛同頂けると思うんですけど、免許証の写真ってなんであんなに写りが悪いのか。3年なり5年なり使うことになるわけですから、気に喰わない顔写真を使い続けるのってわりとイヤなものですよね。


で、実は運転免許証の更新が近いオレ、チョイと調べたみたところ…。

いまって免許証の写真って持込みOKなんですよ!


背景色や大きさなどは制限があり、また警察署では受付できない(=運転免許試験場のみで受付可能)など注意点もありますが、顔写真にこだわるひとはチェックする価値ありそうですよ。


はい、更新が遅くなりましたが金曜日分のLifeTeriaブログの時間です。

金曜日はヒマだったんですけど、急遽、夕方になって友人たちと夕飯を食べに行くことになりまして。


「よろにく」行く?「みすじ」は?それとも「エイジング・ビーフ」?


えー、結果はぜんぶ満席。

そりゃ給料日後の金曜日。いまをときめく人気レストランに当日滑り込もうって言ったって無理でしょ。

そこで「当日予約専門」のあのお店に電話。「OGGI DAL-MATTO」。


ご存知、いまやすっかり西麻布の超人気イタリアンとなってしまった「DAL-MATTO」の「当日予約専門」店舗が「OGGI DAL-MATTO」。

そっか「OGGI」って「今日」っていう意味だもんね。


いつもいきなり当日になってお店を決めたりする計画性のないオレ、こういうお店ってほんとうにありがたい存在です。

20時ちょうどのお店に入ると、すでに満席。いやー最後のテーブルをギリギリのタイミングでおさえられたって感じだな。


コースは5,500円、おまかせの1本勝負。


 ・アミューズ

 ・魚と野菜の前菜

 ・肉の前菜

 ・冷製パスタ


本日のアミューズはゴルゴンゾーラといちじくを赤ワインソースで。癖のあるゴルゴンゾーラとねっとりした甘みのいちじく、おいしいです。


前菜は真鯛のカルパッチョ、スモークした蛍烏賊と山菜のサラダ、生雲丹のパンナコッタ、ふきのバルサミコソース、小さなメロンのミントマリネ、うどのピクルス、新牛蒡のアラビアータ、ゴーヤのアンチョビマリネ、フリッタータ(オムレツ)、安納芋のアグロドルチェソース、オレンジブーケ(カリフラワー)のクミンマリネ、原木椎茸のムース、スパニッシュレタスのバーニャカウダソース。


以前は野菜の前菜、魚の前菜は皿を分けてサーブしていましたが、この日はひと皿になっていました。

いろいろな野菜を少しずつ楽しめるのがおもしろいですね。あいかわらず野菜類もおいしいのですが、この夜は意外性のあるものがよかったですね。「スモークした蛍烏賊」、「原木椎茸のムース」、このふたつは特に気に入りました。


肉の前菜はフォアグラのポワレ、マルサラ酒のソース。

なんかイタリアンというよりはフレンチの技法でしょうか。濃厚なフォアグラにマルサラ酒の風味がよく合いますね。


そしてセコンドのまえのお楽しみ。このお店お得意の季節の味が楽しめる冷製パスタ。これ、いつも楽しみなんです。

この夜は「さくらんぼ」でした。山形県産の「佐藤錦」を使った冷製パスタ。うん、毎度毎度ながらおいしいなあ。


楽しく、そしてもちろん完成度も高い前菜の数々で、セコンドを迎える前にたいぶテンションがあがってきました。


DAL-MATTO」系列のお店は、基本的におまかせコース1本。

セコンドもなにが出てくるかはその日のお楽しみ。というわけで、セコンドと〆めの料理はまた明日のブログにて!