2013年1〜3月期は10年ぶりの減益というニュースが報道されたと思ったら、今度は170億ドル(約1兆6500億円)という途方もない金額の社債発行のニュースが流れるなど、良くも悪くもあいかわらず世間を賑わせているアップル。
そのアップルですが、スティーブ・ジョブズ亡き後の同社を率いているのがティム・クックCEO。CEO就任当初はそれ誰よ?的な扱いで、知名度も今ひとつでしたが、最近ではメディアへの露出も増え、すっかりアップルの顔として認知されていますね。
・AppleのCEOティム・クック氏とコーヒーを飲む権利が61万ドルで落札
これは文字通り、ティム・クックCEOとコーヒーを飲む権利がオークションサイト「charitybuzz」で競売になったというニュース。
落札価格はなんと61万ドル(約6240万円)だそうです。
アップル本社でティム・クック氏とともに30分~1時間のコーヒーブレイクを楽しめるというアップルマニアにはたまらない権利ですが、どんなこと話せばいいんでしょうね?
機密保持にはことさら神経質な同社のことですから、間違っても新商品の情報とか教えてくれないでしょうしね。
なお、オークションの収益は慈善団体「Robert F. Kennedy Center for Justice & Human Rights」に寄付される予定だそうです。
はい、週のまんなか、水曜日の夜もLifeTeriaブログの時間です。
昨日の続きで中目黒のフレンチレストラン「スゥリル」でのディナー、肉料理とデセールのご紹介を。
肉料理をなににするか。これはちょっと悩みましたね。
この夜の肉料理は「フォアグラと地蛤を詰めた薩摩若軍鶏のパネ」、「イチボのロースト」、そして湯澤貴博シェフのスペシャリテである「仔羊背肉のローストの瞬間燻製、ロックフォールチーズのソース」。
友人は仔羊を所望。
ぼくもこのシェフの仔羊料理は大好物。
でも、確か、前回も前々回もこの料理を食べているような…。
たまにはいってみますか、イチボ。
・イチボのロースト マデイラワインのソース(+1,000円)
・ホワイトアスパラガスのブランマンジェ
肉の扱いに長けた湯澤シェフがローストするイチボ。ウマくないわけはありません。
火入れの具合は申し分ありません。
香ばしい表面、旨味が凝縮して閉じ込められた赤身。そして層をなす脂身。それぞれのウマさが際立った、イチボらしいイチボ。
イチボのウマさを余すことなく引き出した火入れに、マデイラワインのコクのあるソースが重なり合い、力感溢れるひと皿でした。肉料理はこうじゃなきゃ!
イチボの高揚感を保ったままデセールへ。
ホワイトアスパラガスのブランマンジェはシャンパーニュとブラッドオレンジを使ったソースで。可憐な見た目ですが、このソースのおかげで華やいだ雰囲気も併せ持ったデセールに仕上がっています。こちらもおいしかったですね。
久しぶりに訪問しましたが、アミューズからデセールまで、すべての料理が完成度高く、クリアで切れ味よく、それでいて肉料理などはドッシリとした重厚感もあり、相変わらずのすばらしいバランスに大満足の夜でした。
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・店名 スゥリル(Sourire)
・住所 東京都目黒区青葉台1-15-2 AK3ビルディング2F-B
・電話 03-5784-2036
・備考 これからの季節は食後の目黒川沿いの散歩も最高。
・オススメ ☆☆☆☆☆(5点:とても好きなお店!)
・参考記事 2012年05月11日「中目黒 スゥリル(前編)」
2012年05月12日「中目黒 スゥリル(後編)」
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