携帯電話をauに変更してから迷惑メールが激減したんですが、たまにこんなメールが届きます。
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もう歳だからと言って諦めていませんか?
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中高年サークル。
うむ。まあ確かに中高年ではあるけどな。
だいたい「出会い探訪」ってなんだそりゃ(笑)?
さて、最近Androidネタを採り上げていなかったような気がしますので、たまにはこんなネタを。
・2ちゃんねる“既婚男性板”の人気スレ 「嫁の飯がマズい」が待望のアプリ化
これは世の中にかなりの確率で棲息すると言われている「メシマズ嫁」による悲劇をまとめ読みできるAndroidアプリ。
「待望のアプリ化」ってだれが待望していたのかまったく知りませんが、2ちゃんねるにはこんなスレッドがあるんですね。
「初めてユッケを食べた嫁がその美味しさに感動し、さっそく満面の笑みで『ユッケ作ったよー』と言う。食卓に出されたのはひき肉にうずらの卵を乗せたものだった。怖くて食えない……」
「嫁に作ってもらった弁当は、冷凍したご飯に、手で二つに折られたキュウリ。そんな感じの弁当が半年続いて10キロ痩せた。生命の危機を感じて離婚したら、一週間に7キロ増えた」
まあ、マズくてもね、世の中には毎夜さびしくひとりでゴハン食べているオレみたいな人間もいるんですから、家で手料理が食べられるだけでいいじゃないですか。と。そういうことで。
はい、週の始まり月曜日の夜もLifeTeriaブログの時間です。
今夜はひさしぶりのナイルレストラン。
銀座の老舗。というより、日本最古のインド料理レストランと書いたほうがより正確ですね。
珍しく1階のダイニングに通され、2代目ナイルさんを横目に見ながらの夕食です。
・ワダ(2ピース)
・ムルギランチ
メニューを眺めていると、たいていは2代目ナイルさんが「ムルギランチでいい?おいしいよ?」と半強制的にムルギランチをオーダさせられるというのが常なんですが、今日はゆっくりメニューを眺める余裕がありました。
う…む。なににしよう?
「お決まりですか?」
「え…と。『ワダ』と…『ムルギランチ』」
結局はムルギランチを頼んでしまうのでした。もう刷り込みですね。
「ワダ」は南インド地方の伝統料理。豆を材料に丸く整形し揚げてあります。ボソボソせずに思いのほかシットリとした食感、同行の友人が「『がんもどき』みたい」と言っていましたが、うん、そんな感じもしますね。揚げたての「ワダ」、ホクホクしてウマいです。
そして「ムルギランチ」。
「鶏のランチ」という意味なんだそうですが、夜でもランチ。
ちなみにインドにこんな料理は存在していないそうです。だって本人がそう言っているんだもん。
つまり「ムルギランチ」は正統なインド料理ではなくて、いかにもインドにありそうな創作料理ということになりますね。
でもね、いいんです。以前、ナイルさんはカレーパンについて「日本人は天才、インド人、カレーパンなんて思いつかないもん」って言っていましたが、このムルギランチにも、カレーに対する広く深い愛情を感じるのです。ウマけりゃいいじゃないですか。
スタッフがきれいに骨を取り去ってくれたあとで、やおらぐっちゃぐっちゃぐっちゃぐっちゃとご飯と鶏肉、マッシュポテト、その他の野菜を混ぜ合わせます。
ああ、早く喰いたいな…もうそろそろいいかな?
「もっと混ぜて。もっともっと」
ヤバい。2代目ナイルさんがちゃんと作法を守って混ぜ混ぜしているか監視しています。3分ほどを要してようやくグチャグチャに完成した(笑)ムルギランチ。
ほどよく辛くほどよくスパイシー。以前食べた時ははちょっと塩気が強かったのですが、今夜はとても好みの具合でした。
そしてあえて日本米で炊き上げたご飯によく合うのです。
ご飯もたっぷり、カレーもたっぷり、鶏肉もたっぷり。ぜんぶ食べると腹いっぱい。そして名物2代目ナイルさんも見ることができてなかなかお得感のある1,500円です。
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・店名 ナイルレストラン
・住所 東京都中央区銀座4-10-7
・電話 03-3541-8246
・備考 なにはさておきムルギランチを。
・オススメ ☆☆☆★★(3点;けっこうオススメ!)
・参考記事 2011年10月03日「銀座 ナイルレストランでムルギランチ」
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