LifeTeriaブログ in Taipei(2日目・鼎泰豐〜夜市編)

金曜日から台北に来ております。

台北と言えば、アレ、有名ですよね、変身写真ってヤツ。けっこう高いんですけど(だいたい5,000元=15,000円〜)確かにおもしろそうではありますよね。


でもあれって女性だけですからね。

…え?男性向けもあるの?


男性向け「女装専門写真館」が台湾で話題!客「どんな風になるか見てみたかった」


いや…。ちょっとクオリティが…。

うーん。

やっぱりこういうのはこれくらい完成度が高くないとね。

え?オレやらないのかって?

やらないです。だって自分のなかで何かが目覚めちゃうといけませんから(笑)。


さて、今日も台北のおいしいゴハンを。

昨夜の夕飯は「鼎泰豐(ディンタイフォン)」。言わずと知れた「小籠包」の有名店ですね。


もともとは「永康街」という街の小さな小籠包屋さんだった「鼎泰豐」、たまたまぼくの伯父が「永康街」に住んでいたため、もうかれこれ30年以上前、幼少の砌(みぎり)に何度か連れて行ってもらったことはあったんですが、近ごろはすっかりご無沙汰。なにしろ本場、台北のお店も入店待ちに1時間以上は覚悟しないといけないので、慌ただしい旅行の折にはなかなか行く機会がなかったのです。

この夜は本店より行列が短いという「太平洋そごう」のデパ地下にある「復興店」に出撃。

18時過ぎにお店に向かうと…。なんと2時間待ちだそうです。

仕方ないのでデパ地下でお土産を買ったりして時間をつぶします。

幸い2時間までは待たずに20時半過ぎに無事に席につくことができました。


 ・小籠包

 ・海老の炒めもの

 ・豚肉の炒めもの

 ・鶏肉のスープ

 ・炒飯


「鼎泰豐」の小籠包は薄く口当たりの良い皮が特徴。見た目にも「ひだ」が細かく繊細な様子を醸し出していますね。

もちろん皮の好みもひとそれぞれ。もっと分厚く、モチッとした皮が好きというひともいると思いますが、ぼくなんかは厚くモッサリとした皮の小籠包が出てくると、心のなかで「肉まんかよっ!?」って思っちゃうので、このつるりとした皮はうれしいですね。


そして小籠包の「キモ」、ジュワッと広がるスープ。こちらはしつこすぎず、また味付けもいたずらに化学調味料を多用することなく薄味。


あとですね、ちょっとここで言いたいことがあるんですけど(笑)。

鼎泰豐」、炒飯がウマいです。炒め油にはラードを使っているようですが、全体的に油が少なめでサラリとした食感、そしてこちらも程がいい、控えめな調味で、ぼくの理想に近い炒飯。

良く日本の街場の安中華料理屋とかラーメン屋で出てくる、油ベットリ化学調味料ドカーン、塩味キツい、ああいうのが炒飯だと思っているひとにこそ食べてほしいですね(ああいう安中華の炒飯がダメと言っているわけではありません;疲れた身体にああいうちょっとジャンクな味付けがおいしく感じられるというのもわからないではありません)。


そしてもうひとつ。鶏肉のスープもオススメです。

壷状の容器にゴロンとたっぷり入った鶏肉、鶏肉自体は出汁が出てしまっていますが、そのぶんスープには鶏肉の滋養がたっぷり。どうやら、この壷に食材を入れて、壷ごとに煮込むように作っているようです。生姜が香るスッキリとしたスープが身体に染み込みます。


食後は土曜日の夜を楽しむひとびとで賑わう「中山(ゾンシャン)駅」からほど近い「楽天養生会館」で足湯+足裏マッサージ+整体の100分コース1,500元。こちら10%OFFチケットを使って1,350元=約4,050円。

ちょっと台湾ドルが高くなっていますが、それでも日本で施術してもらうより安いもんねえ。それになかなか上手です。


不思議なのは施術が終わった後、靴が緩くなっているんですよね。むくみが取れたってことですかね?

整体後はブラリと歩いてホテルの近くの「寧夏観光夜市」に。

この夜市は「観光」と名が付いているわりには集っているのが地元民ばかりというのがいいんですね。

ただし観光客とみるとふっかけるお店もあるようなのでその点は要注意。ふっかけるって言ったって、100円が300円になったりするようなレベルなので、ふっかけられていることに気がつかないケースもあるかもしれませんが(笑)。


それにしても客層がさまざま。老若男女、小さいこどもを連れたファミリーもいれば、ひとりでゴハン食べているオッサン、そして若いカップル、学生さんまで。日本で居酒屋に行くようなノリなんですかね?

24時過ぎなのにけっこうな人出です。


屋台の種類もさまざま。

麺、ワンプレートのご飯セット、カレーライス、おでん、唐揚げ、腸詰めの炭火焼、鉄板焼き、寿司(!)、フルーツ、スイーツ…。ちょっとした食事もできるし、アルコールもあるし、甘味もあるし。なかなか便利です。


食べもの屋さんの屋台を眺めながらそぞろ歩きしていると食べたいモノがたくさん…。

しかしさすがに夜食はもう入りません。眺めるだけで大人しくホテルに帰還しました。