広尾 ロティサリーイン

暖かくなってきたので、ああ、旅でもしたいな、と思っていたらこんな記事がありました。


「男の一人旅」年々増加の兆し


なんと「20~34歳男性では前年比2.4ポイント増の23.3%と、彼らが実施した旅の約4分の1が「一人旅」という結果に」なんだそうです。


「おひとり様」がさまざまなシチュエーションで市民権を得ている昨今、「ひとり旅」も旅行の一形態として根付いてきている、ということでしょうか。

昔は「ひとり旅」なんて言うと、なにか忘れたいことがあるの?とか、人生の意味でも探しに行くの?なんて訊かれたものですが、別にそういう目的じゃなくても、ただ単にひとりで、宿も決めずに気持ちの赴くままにクルマを走らせて、なんていう、あてのない旅、楽しいものです。


上の記事で旅行作家の吉田友和さんがオススメするのは、「個人的には沖縄。一人でふらっと居酒屋に入っても、気さくに話しかけてくれるなど、現地の方々が構ってくれるので飽きません。また、気軽に泊まれるゲストハウスなどが多いのも魅力です。あとは北海道。沖縄と同じく、異国情緒を感じられるスポットが多く、『非日常』を味わえるからです」だそうで。


今年あたり、北海道でも行ってくるかなー。


はい、日曜日の夜もLifeTeriaブログの時間です。

今夜の夕飯は以前から行きたかった「ロティサリー・イン」。

天現寺交差点の近く、天現寺カフェの斜め向かいあたり。ってことは広尾からも麻布十番からもちょっと遠いってことですが。

ここはロティサリーチキンの専門店、以前は「ポーラテイクアウェイ」という店名でしたが、昨年末に店名が変わったようです。

お店の前では鶏がロティサリーオーブンでいままさに焼かれている最中。いい香りです。

おもしろいのでちょっとオーブンの前で観察していましたが、間近で見ているとオレがロティサリーチキンみたいな匂いになっちゃうので、店内に入りましょう。


基本的にはテイクアウト、デリバリーがメインのお店ですが、店内の小さなカウンターで食べることも可能です。

 

 ・クウォーターチキンとハーブライスとローストポテト(900円)

 ・マッシュポテト(530円)


「エルブ・ド・プロヴァンス」と呼ばれるプロヴァンス地方でポピュラーなハーブ(セイボリー、フェンネル、バジル、タイム、ラヴェンダーなど)に加え、タイム、ローリエ、ローズマリー、エストラゴンなどのハーブ、そしてブルターニュ地方のゲランドの塩を使って味付け。


ローストする前にたっぷり2日間にわたってマリネするそうで、確かに、このお店の近所とも言える広尾の「Poulet d'Or(プーレドール)」のロティサリーチキンよりも味は濃いめ、そして鶏の内部にまでしっかり味が染み込んでいます。


そんなふうに丁寧に作られたロティサリーチキン、もちろんおいしいのですが、もうひとつ特筆すべきはローストポテトのウマさ。

ニセコ産のジャガイモのウマさをふっくらと閉じ込めたローストポテト、この上なくシンプルな料理ですが、気に入りました。


残念なのは基本的にテイクアウトのお店なので、店内ではゆっくりくつろげないこと。

そして皿もテーブルが小さくて、さらにフォークとナイフがプラスチック製でグニャグニャで、チキンの解体が困難を極める点(笑)。


でもロティサリーチキンとジャガイモはウマいです。

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・店名   ロティサリーイン

・住所   東京都港区南麻布4-14-1

・電話   03-5447-1488

・備考   特になし。

・オススメ ☆☆★★★(2点:ちょっとオススメ!)

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