行徳 どさん子娘のチャーシューマウンテン

♪はーたーちーはたちはたちはたちーあーたーしーあたしはたちふりそでーしょーん。

ふ…ふりそでーしょん…?

ふりそで+ファンデーション…いや違うな。

ふりそで+セレブレーションか。そっかそっか。


じゃあこれは?「forestarium(フォレスタリウム)」。

これは植木鉢…あ、「プランター」って言わないといけないのかなこういうカッコいいやつは…の内面に設置されたLED電球で真下から植物を照らすことで天井に植物のシルエットを投影する「緑」の照明インテリア。ってことは「forest」と「planetarium」みたいな感じですかね。


ではさっそくWebサイトでチェックしてみますかね。

おー。これいいんじゃないですか。こんなの部屋にあったらオサレ感30%アップですよ。

これね、どちらかというと女子の部屋より男子の部屋にあるといいですよ。


「わー○○クンおしゃれー。こういうの家にあるんだ?」

「うん。ずっとひとりでいると殺風景じゃん?緑とかあったほうがいいかなって」

「そうなんだー(え…ずっとひとり…○○くんカノジョいないのかな)」


なんてね。なんてね。

オ…オレも買うか…。床置き用のLタイプが39,900円(税込)、テーブルや棚の上への設置に適したSタイプが16,800円(税込)。


うーん意外と高い…。

つい3日前に電子レンジ壊れちゃって物入りだしなあ。やっぱオサレな部屋よりかまず電子レンジのある部屋だよな。

愛は温まらないけどスーパーの惣菜は温められるぜ、と。


はい、ウマいこと言ったつもりだったけどぜんぜんウマくなかったところで、更新が遅くなりましたが土曜日分のLifeTeriaブログです。


土曜日は訳あってクルマ好きの友人ふたりといっしょに千葉方面に。

夕飯なに食べますかね?となったときに友人のひとりが「チャーシューがウマい店があるんですよ」とひとこと。

チャーシューがウマい店?チャーシュー麺がウマいラーメン屋さん?それともチャーシューがある居酒屋さん?

「いやラーメンはそんなウマくないのでチャーシューがオススメです。あと炒飯とか」


えーと、ラーメン屋さんなんだけど、ラーメンは頼まずにチャーシューと炒飯を食べろ、と。そういうことですね。了解!


向かった先は行徳。そう、夢の国からすぐ近く。千葉県市川市行徳です。

友人のアウディRS4アバントという高級ワゴンで向かった先は…。

「どさん子娘」。

 

わ!スゴい。店内は超満員。

店内はもともとはカウンター席のみだったようですが、無理やり外壁を取っ払って屋根を継ぎ足してテーブル席を増設してあります。

ところで「どさんこ娘」…「娘」はいずこに?


あ、いたいた。半世紀前は娘だったであろうおかあさんがカウンターの前にいます。


Eくん、注文お願い。


友人「注文いいですかー?」

娘「ちょっと待って」

友人「注文いいですかー?」

娘「ちょっと待って!」


厨房では娘が主人に向かって「白菜はもう無いのよ!」と怒鳴っています。

機嫌悪いみたいですね?

「いや、いつも喧嘩しているからだいじょうぶ」


友人「注文いいですかー?」

娘「だからちょっと待って(怒)」


怒られちゃいました。

ちょっと時間がかかりそうなので壁に貼られたすすけたメニューでも眺めますか。


もうね、メニューがカオス。

ふつう、壁のメニューって秩序があるじゃないですか。ラーメンから始まって、チャーシュー麺、ワンタン麺、炒飯があって中華丼があって、麻婆茄子定食があって、ニラレバ炒め定食があって、と。なんとなく体系だっているじゃないですか。


このお店は壁の至るところにメニューが貼ってあるんですけど、いずれも麺、飯、つまみ、ドリンクグチャグチャにレイアウトされていてもう訳わかんない(笑)。

「チャハン」と「キムチチャハン」ってあるので、これがチャーハン系だよね?


あ、ようやく注文できそう。


Eくん「『つまみチャーシュー』ふたつと、『チャハン』ふたつと…」

娘「『チャーハン』(怒)?」


もう笑いこらえるのがたいへんです。


 ・つまみチャーシュー(900円)

 ・チャハン(600円)

待つこと10分。つまみチャーシューが…。

なんだこりゃ?

テーブルに置かれた瞬間に葱とタレがバラバラっとテーブルに飛び散ります。写真でボリューム感が伝わらないのが残念ですが、端に乗っかっている玉子の大きさを基準に考えてください。どこから箸をつけても山が崩れそうなデンジャラスチャーシューマウンテンです。


そしてひとくち。

あ、ウマーい!ちょっと濃いめの甘辛だれと葱とキャベツとチャーシューを口に放り込めばこれぞ正しいB級グルメ。

Eくん曰く「ご飯が欲しくなる」。うんうんわかるー。


チャハン」ではない「チャーハン」。炒飯とは明らかに違う色の白米が皿のうえに飛び散っていますが(写真参照)、そんなの気にしない気にしない。

こちらは醤油味の強い日本的な炒飯、パラパラ感はないけど、油が香ばしくていいですね。そしてこれまたボリュームたっぷり。安いな600円。

きっとこういうお店で肉野菜炒め定食とか食べたらぜったいウマいハズ。


新年はいって現在のところいちばんインパクトがあったお店でした。家の近所にあったらしょっちゅう通っちゃうなこういうお店。


楽しいお店をご紹介頂いたKさんありがとうございました。また行きたいです。