今日から3連休というひとも多いかもしれませんね。
休みなのでクルマの話でも。
ヨーロッパにおいていわゆる「Cセグメント」と呼ばれるカテゴリーは、フォルクスワーゲンのゴルフ、アウディのA3(ゴルフとA3のプラットフォームは共通化)、BMWの1シリーズなど、有力各社のコンパクトカーがひしめく激戦区ですが、このクラスにメルセデス・ベンツが投入しているのが「Aクラス」。
1997年に登場した初代Aクラスから数えて3代目にあたるAクラスが今年の6月にワールドプレミアされ、この秋からヨーロッパの道を走り始めました。
初代、2代目のAクラスは実用一辺倒のスタイリングでしたが、今回は全長を約400mm延長、全高は約160mm下げて、プロポーションとしてはまったく別物のクルマに仕上げてきました。顔つきも従来のAクラスの穏やかなイメージとはまるで違う、アグレッシブなものへと変貌。
ぼく的にはけっこう好きですね、今度のAクラス。
数年前からブランドイメージの刷新を図り、購入層の若返りを模索してきたメルセデス・ベンツのCセグメントに対する回答がこれというわけですね。
この路線変更、ヨーロッパでは好意的に受け止められ、販売の立ち上がりも絶好調と伝えられています。
ライバルであるBMWが永らく使い続けていたコーポレートメッセージ「Freude am Fahren(駆けぬける歓び)」の通り、たとえセダンやハッチバックといった実用的なクルマであってもエモーショナルな走りの魅力に満ちたクルマづくりを続けてきたのに対し、メルセデス・ベンツは安全性、快適性といった面こそ他社の追随を許さなかったものの、ドライビング・プレジャーといった面ではライバルに一歩遅れを取っていた感はありました。
しかし、ここにきて「Cクラス」の開発時にも盛んに「AGILITY(アジリティ;俊敏さ)」といったキーワードを挙げていましたし、小型車種については若干味付けが変わってきているようです。
さて、このAクラス、日本での発売が2013年1月17日に迫り、今までに見られなかった大々的なキャンペーンを展開しています。
ビックリしたのがこちらのスペシャルムービー。なんとアニメです。
舞台は交通渋滞を解消するために「変形機動都市」となった近未来の東京。
主人公たちはAクラス最強グレードの「A45 AMG」で、幻の「なにか」を追いかけカーチェイスを繰り広げます。
キャラクターデザインは「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズを手がけた貞本義行氏、製作は「攻殻機動隊」などで知られる日本を代表するアニメーション制作会社「Production IG」(って書いていますけど、実はどれくらいスゴい会社なのかよくわからずに書いています 笑)と、6分という短い作品ですが、かなり気合いが入っているようです。
先日、ひさしぶりに食べたぼくのソウルフード、懐かしの味をご紹介したいと思います。
六本木ヒルズから徒歩3分、「麻布 宮川」という鰻料理屋があります。六本木なのに「麻布」と名乗っているのは、このお店、もともとは麻布十番にあったからなんです。
2006年にこの六本木に移転した「麻布 宮川」、老舗の鰻料理屋ではありますが、実はこのお店で鰻を食べたことはなく、もっぱら「やきとり重」ばかり。
いわゆる「きじ焼き」にした鶏肉がたっぷりと乗せられた「やきとり重」、シンプルでボリュームたっぷり、最近のちょっとオシャレ気味な麻布十番ではなく、下町情緒のあったちょっと昔の麻布十番の息吹を伝える素朴な味わいです。
・そぼろ重(1,365円)
今日の写真は「やきとり重」ではなく、きじ焼きと鶏と玉子のそぼろがのせられた「そぼろ重」。久しぶりに食べましたが、相変わらずのなつかしの味でした。
いまどき六本木で1,000円ちょっとでこころ豊かな気分になれる料理なんてなかなかありません。いつまでも続いてほしいと思うお店のひとつです。
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・店名 麻布 宮川
・住所 東京都港区六本木7-18-8
・電話 03-3401-4989
・備考 21時までと、この界隈としては早めの閉店です。
・オススメ ☆☆★★★(2点:ちょっとオススメ!)
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