今朝から札幌に来ています。
今日の土曜日と明日の日曜日、1泊2日の弾丸札幌ツアーです。
札幌。ぼくが若かったころ、23歳から29歳までの6年間を過ごした街。
たった6年ですけど、若く多感だったころの6年、社会人1年目からの6年間を過ごしたわけですから、自分のなかではとても大切な想い出が残っている特別な街なのです。
しかし、札幌を離れて以来、2003年に一度友人の結婚式で訪れたことがあったものの、今回が実に9年ぶりの札幌訪問ということになります。
はい、そのようなわけで、本日は札幌からLifeTeriaブログをお送りします。
ひさしぶりの札幌なので、札幌らしいものを食べないといけません。
ジンギスカン、ラーメン、スープカレー、あとは…魚介類?
まずは1日目のランチ。ここはやはりラーメンでしょう。
札幌のラーメン、定番の味噌系だけではなく、醤油系、魚介系など、いまではたくさんの有名店がありますが、ひさしぶりなので、もう定番中の定番、あまりにも鉄板すぎる選択ですが、味噌ラーメンの有名店「すみれ」へ。
札幌の味噌ラーメンの有名店には、この「すみれ」と「純連(じゅんれん)」と言う、いわゆる「村中系」と言われる二つの有名店があります。
実は「すみれ」はもともとは漢字で「純連」と書いて「すみれ」と読ませていました。このお店をオープンしたのが村中明子さんという方。そしてこのお店を継いだのがオーナーの息子さんの村中伸宜さん。そして村中伸宜さんのお兄さんが開いたのお店が「純連(じゅんれん)」。
どちらも太くて縮れた麺、塩味の濃い味噌味、ニンニクが強く香り、熱い油がスープの上に浮いているといった点が特徴。熱い油でスープに蓋をしているのは、昔暖房設備が今よりしっかりしていなかったころ、冬場にラーメンが冷めないようにと工夫されたレシピだからだと聞いたことがあります。
今日訪問したのは弟さんが経営する「すみれ」の支店「すみれ 札幌すすきの店」。
ひさしぶりに食べましたが、あいかわらずストロングな王道味噌ラーメンっぷりを確認。
夕飯は札幌在住の友人の案内で小樽へ。
小樽の名物と言えば「寿司」。なにせ「すし屋横丁」なんていう通りもあるくらい。
しかし、注意しなくてはいけないのは、ガイドブックに掲載されていて観光客が訪問するようなお店はたいてい「ハズレ」であること。
残念なことですが、観光客相手に「どうせリピートしないんだから適当な寿司を出しておけばいい」という姿勢が垣間見えるお店が多過ぎるのです。
しかし今夜は地元民が一緒なので心強い限り。地元で長く愛されている「おたる 大和家 本店」というお店を案内してもらいました。
・とろ
・ぼたん海老
・北寄貝
・そい
・時鮭(ときさけ)
・鮭児(けいじ)
・真烏賊
・蝦蛄(しゃこ)
・穴子
・赤雲丹
・平目えんがわ
その他まだあったかもですが、覚えているのはこれくらい。
特筆すべきは地元産の蝦蛄と同じく地元産の穴子。
蝦蛄は実に身がシットリしていて、大ぶりでしたが旨味も強いすばらしいものでした。
穴子も地のものを使っているそうです。東京湾の穴子の数倍の大きさがありそうなサイズでしたが、こちらもふっくらと美味。鮭は二種類、「時鮭(ときさけ)」は「時知らず」の意味で、今のような時期外れに獲れる鮭。希少価値があり市場では高値で流通されるものですが、今夜はさらに希少価値がある若い「鮭児」も握ってもらいました。「鮭児」はさっぱりと爽やかな脂でこれまたおいしいものでした。
おいしい寿司に舌鼓、すっかり満腹になったわれわれ。このあとさらに食べまくりの二次会(笑)があったのですが、そちらはまた別の機会にご紹介したいと思います。
明日もまたおいしい北海道の料理をご紹介したいと思います。
ではではおやすみなさい。
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