
Facebookで教えてもらった記事。
「死刑囚の最後の食事・・・『Last Meals Project』」
この「Last Meals Project」、死刑囚が最期に食べたいと願った食事を紹介しているサイトなんだそうです。アメリカの刑務所では死刑囚が最期の食事として希望する食事をスペシャル・ミールと呼び、通常、死刑執行の前日か二日前に供されるそうです。
このサイト、死刑囚の氏名、顔写真も掲載されていて、見ると少し重たい気持ちになってしまうので、万人にオススメすることはできないのですが。
意外だったのは、ぼくからすると、そんなものでいいの?というような質素な食事を欲しているひとが多いということ。
オートミールを食べたいという死刑囚、サラダを食べたいという死刑囚、写真からは凶悪な表情を覗かせているのに、最後の食事に「Jolly Rancher」(HERSHEY'Sのキャンディ)一袋を食べたいという死刑囚。
もしかしたらそれらの食事や菓子は、彼ら/彼女たちがまだ幸福だった子供の頃の想い出につながる食べものなのかもしれませんね。そんなことを想像すると少し胸が痛みます。
死刑囚ではないぼくたちにとっても、人生最期の日になにを食べるか。というのはしばしば反芻する題目ではあります。
しかし問題は人生最期の日はいきなりやってくる場合もあるということ。
つまり、忙しくてゆっくりランチも食べられず、コンビニエンスストアのおにぎりを頬張りながら急ぎ足で会社に戻るその途中、ちょうど工事中のビルの上から鉄骨が落ちてきておにぎりを手にしたまま絶命ということだってあり得るわけですよ。
なので、ぼくは常に悔いが残らないようにおいしいゴハンを食べるようにしています。なんてね。
はい、木曜日の夜もLifeTeriaブログの時間です。
でもいざ死を目前にしたら、フレンチのフルコースがいい!なんて気分にならずに、こんなものが食べたくなるのかも。
先日の休みに久しぶりに訪問した「しながわ翁」。
山梨県の蕎麦の名店「翁」で修行した店主が北品川でその味を伝えているのがこのお店。
・もりそば 田舎(大盛 1,050円)
蕎麦には「ざる」と「田舎」があるのですが、「田舎」は黒めの蕎麦でより香りも強いタイプ。喉越しなら「ざる」、力強さなら「田舎」です。ぼくはこのお店ではもっぱら「田舎」を食べます。
相変わらず蕎麦は美味しかったのですが、以前より少し蕎麦つゆが薄くなったような。
もう少しキリッと辛口のかえしだともっと好みなんですけどね。
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・店名 しながわ翁
・住所 東京都品川区北品川1-8-14
・電話 03-3471-0967
・備考 夜の営業は水曜日、木曜日、金曜日のみ。
・オススメ ☆☆★★★(2点:ちょっとオススメ!)
・参考記事 2011年07月06日「品川 しながわ翁」
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