メカもの、特に飛行機が好きな方はご存知の方も多いかと思いますが、ヘッドアップディスプレイという技術があります。
これは目の前の透明なディスプレイに映像を投映することによって、通常の視界に必要な情報を重ねあわせるという技術で、もともとは戦闘機においてパイロットの視線移動の減少と、合焦時間のロスの減少を狙って開発されたものですが、近年ではボーイング社の最新鋭機、787にも採用されるなど、民生用にもその技術が移転されています。
今週発表になったパイオニアのカーナビゲーションシステムのプレミアムブランド、カロッツェリア サイバーナビシリーズには、なんとこのヘッドアップディスプレイ機能を搭載。
まだ写真を見ただけですが、確かにコレ、スゴいですよ。
道交法では走行中のナビゲーション画面の「注視」はそもそも禁止されていますし、たとえチラっとでもナビゲーションの画面を見るために視線を移動するのは危険ですが、これがあればナビゲーションの情報を見つつも、安全にドライブすることができそう。
なんか未来って感じしますねー。
ドライブ中に女性が「彼氏にゲンメツ」する理由には「道に迷う」というヤツもあるらしいのですが、これさえあればバッチリ…かな?
はい、更新が遅くなりましたが金曜日分のLifeTeriaブログの時間です。
一昨日は誕生日前夜祭、昨日は誕生日当日、今日は誕生日後夜祭ということでオレの誕生日3DAYSの締めくくりは大好きな中目黒の「スゥリル」にて。
今夜は7,500円の「MENU SOURIRE」を。
前菜と魚料理についてはシェフのおまかせ、肉料理とデセールについてはいくつかのメニューから食べ手が選ぶ仕組みです。
・ヴィシソワーズのブランマンジェ。
グリーンアスパラ、インカの目覚め、桜海老のケークサレ。
・生雲丹のバヴァロワ、オマール海老とそのコンソメジュレ、
濃厚なホワイトアスパラのクリーム。
・カナダ産、リ・ド・ヴォーとフォアグラ、帆立て貝のクリスピーなタルト、
フレッシュモリーユ茸のソース
まずは一品目、ブランマンジェ仕立てのヴィシソワーズはスムーズな舌触り。うん、おいしい!やさしいだけではなく、胡椒でマリネされた小柱がしっかりと存在感を主張する一品。
桜海老が香ばしいケークサレも実に食欲をそそる味わい。
そして二品目。雲丹とオマール海老とそのコンソメジュレを使った前菜はこのシェフのスペシャリテ。初めてこの前菜を食べたときから、こんなにおいしい前菜はなかなか無いよな、と気に入っている一品です。
今夜はこの季節にふさわしくホワイトアスパラのクリームと合わせて。
スプーンを器の底に突き立てて、雲丹のバヴァロワとオマール海老のジュレ、そしてホワイトアスパラのクリームを口に運べば。雲丹の甘さとオマールの身の甘さ、そしてアスパラの春の香りと最後にフワリと香るハーブが渾然一体となり、毎度ながら感動の味わい。
三品目は温かい前菜を。リ・ド・ヴォーは仔牛の「胸腺」、柔らかい独特な食感が好まれている希少部位ですね。これにフォアグラ、帆立貝と三者ともに主役が張れるようなスター食材がタルトの上に勢揃いする豪華な一皿。それぞれの食材が喧嘩せずに一皿の料理として成立しているのは、ソースに使われたモリーユ茸のおかげでしょうか。このモリーユ茸のソースが実に香りよく、3つの食材をまとめあげています。
すばらしい前菜ですでにぼく的にはテンションマックス。しかしここまででまだ前菜。
魚料理と肉料理、デセールはまた明日に続きます!
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