コロンビア大学の名誉教授であり、海外における日本文学研究の第一人者として知られるドナルド・キーン氏が、先日89歳にして日本国籍を取得したことをニュースで知りました。
氏が日本語で書いた評論は何度か目にしたことがありますが、ぼくたちのように日本語を母国語としている者でもおいそれと書けないような美しく格調高い文章が印象に残っています。
日本国籍を取得した際の記者会見では、日本国籍を取得できたことの喜びの気持ちと同時に、昨年の東日本大震災についても言及されていました。
「日本人は力を合わせて東北の人を助けると思っていました」。会見で終始朗らかなキーンさんだったが、震災の話になると表情が引き締まった。そして、「東京は(電気が)明るい。必要のない看板がたくさんある。東京だけではない。忘れているんじゃないか。まだやるべきことは、いっぱいあると思います」と語った。(読売新聞より転載)
日本という国を愛してやまないからこその苦言かもしれません。
はい、月曜日の夜もLifeTeriaブログの時間です。
一昨日のブログの続きで、金曜日の夜の夕飯、西麻布「DAL-MATTO」の後半戦です。
・肉の前菜
・パスタ
・セコンド
・ドルチェ
肉の前菜は自家製ボイルハム。このお店の定番の肉の前菜です。毎度おなじみ…ではありますが、ハム好きのぼくにはたまりません。
パスタは羊肉のラグーで。このお店のパスタは、小盛、普通、大盛と量が選べるのがうれしいです。ぼくはもちろん大盛で!ここのパスタ、好きなので。
セコンドは山形牛とあさの豚、二種類の肉を使ったローストを。
牛肉にはトリュフ風味の塩、豚肉にはバルサミコとコーヒー豆を使ったソースを付けて。どちらの肉も肉の旨味をギュッと凝縮した味わいに満足。
でも、今日に限ってはセコンドのボリューム感が割と普通で、以前のDAL-MATTOみたいに、おいしいパスタを食べて、そのあとでビックリするくらいの大ボリュームの肉が出てきて、うわーこんなに食べられないよ!と言いながらガッツリと肉を食べる、そういうカタルシスと言うかクライマックスと言うか、盛上り感には欠けたのは事実。
ドルチェはティラミス、こちらもシンプルですが食感に気を遣った一品、ステキな食事の締めくくりになりました。
セコンドのボリュームが…と書きましたが、そうは言ってもこれだけの品数と料理のクオリティ、相変わらずのコストパフォーマンスの良さに大満足の金曜日でした。
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・住所 東京都港区西麻布1-10-8 第2大晃ビル地下1階
・電話 03-3470-9899
・備考 当日予約専門の姉妹店「OGGI DAL MATTO」もあります。
・オススメ ☆☆☆☆★(4点:誰にでもオススメ!)
・参考記事 2011年05月10日「西麻布 DAL MATTO(後編)」
2011年05月09日「西麻布 DAL MATTO(前編)」
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