クルマ好きが夜を徹して語りあえるネタのひとつに「カネいくらでもあって好きなクルマ5台買うとしたらナニ買う?」なんてヤツがあります。
ま、あくまでも夢のハナシなので、この場合の台数は5台でも10台でもなんでもいいんですけど。
オレなら458スパイダーでしょ、あとアヴェンタドールでしょ、グラントゥーリズモでしょ、ここまではぜんぶイタリア車。あとは日本代表としてユーノスロードスターは入れておきたいねー。これで4台。ぜんぶ2ドア。実用性ゼロ。
あとの1台は実用性があるクルマが欲しいなあ。ある程度荷物が積めて大人4人がくつろげるくらいの実用性があって、でも実用一辺倒じゃなくて、リゾート地にも似合って、ザ・ペニンシュラ東京やシャングリ・ラ ホテル東京の玄関前にドドーンと乗り付けても(そんなシチュエーションないけどね)似合うような華があって、それでもって走りも楽しいようなクルマ。
あるのかそんなクルマ?
それって「オレはカワイクてスタイル良くて性格も良くて、ついでに手料理がおいしい女子が好きでーす!」って言っているくらい注文が多いぞ。
でも。ありました。
コレ。アウディRS4アバント。
スタイルは一見、アウディのベストセラーカー、A4アバント(ワゴン)にそっくり。クルマに興味がないひとが見たら「普通の」アウディA4アバントと区別がつかない程度の控えめな佇まい。
しかしよくよく見れば、太いタイヤをクリアするために膨らんだ前後のフェンダーや巨大なホイールやブレーキなど、「普通」じゃない「異形」のディティールがそこかしこに。
ボンネットの下には4.2リッター420馬力という怪力を誇るV8エンジンが「ブチ込まれて」いるというこのスーパーワゴン。最高速度は270km/hでリミッター作動。ってことはリミッターさえなければもっと出ちゃうってことでしょ?
あまたのスポーツカーが顔色を失うような動力性能を誇りながらも、あくまでもそのアピアランスにアンダーステイトメントな上品さを保っているのがアウディ流。
唯一の欠点はノーマルのA4アバントの2台分という高価なプライスタグが付けられていることだけでしょうか。
はい、日曜日のLifeTeriaブログです。
クルマのことを書き出すと長くなっていけませんねすみません。
本日は友人が先日購入したばかりの、このアウディRS4アバントに乗せてもらってクルマざんまいの休日を過ごしていました。
まずは朝一番に友人宅におじゃましてぼくのクルマを置いてRS4アバントに乗換えて大黒パーキングまでひとっ走り。朝のわりには混んだ横羽線ですが、前が空いた瞬間を狙ってアクセルを踏み込み気持ち良くドライブ。うひゃー助手席でも楽しいかも。
朝の大黒パーキングはこれからツーリングに出掛けるフェラーリ軍団が数十台。なかなかゴージャスな眺めです。日本でいま一番売れている車種はプリウスだそうですが、今朝大黒パーキングを見た限りでは、プリウスよりフェラーリのほうが売れている感じでした(笑)。
昼前に大黒パーキングを出て午後は幕張メッセへ。東京オートサロンというクルマのイベントを視察。お姉さんもたくさんいますが、あくまでもクルマの視察です…よ。
夜はステキなRS4アバントでラーメン屋さんに向かい、ウマい味噌ラーメンを食べて、最後に〆めとして友人が以前から気になっていたという中古車屋さんを訪問。
せっかくなのでショールームで商談。っていうか雑談。このフェラーリ612スカリエッティ、おいくらでしょ?
…え?1850萬円也?
うーむ。って悩むふりをしてみたけど悩むまでもなく買えるわけねーよ!
ま、でも好きなクルマに乗って好きなクルマを眺めて、今夜はいい夢が見られそうです。
そうだ。ゴハンゴハン。ゴハンのことも書いておきますね。
今日の昼食は幕張、「ホテル ザ・マンハッタン」のなかの「おりじん」という日本料理屋さんの天重。衣もサクリと心地よくおいしい天重でした。
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