五反田 ボノミー(後編)

残酷なニュースを目にすることが多い近ごろ。こういうちょっと笑えるニュースはいいですね。

 

大分合同新聞 ミニ事件簿「隅々まで頑張り“息切れ”

 

大分市内に住む70代の女性、愛用の全自動掃除機がある日、見当たらなくなったと。で、これは盗まれたに違いない、という通報を受けた大分東警察署員が駆け付けて室内を捜したところ、盗まれたと思っていた掃除機はベッドの下の隙間から発見されたそうで。署員が隙間から引っ張り出すと、「充電してください」と。ベッドの下でバッテリーが無くなっちゃったんですね。

 

ところで猫ってルンバとか怖がらないんですね。

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はい、金曜日の夜もLifeTeriaブログの時間です。

 

昨日ディナーに訪問した五反田の人気フレンチレストラン、「ボノミー」後編。


メインには魚類がスジアラと鮟鱇の2種。

肉類は鴨がコンフィとラケの2種、山鶉、仔羊、豚はローストで。牛頬肉は赤ワイン煮。

悩んだ挙句、今夜は仔鴨のラケをチョイス。

 

 ・フランス産仔鴨のラケ はちみつとエピスの風味(2,000円)

 

蜂蜜とスパイスでコーティングされた仔鴨、仔鴨ということを差し引いて考えても、鴨らしい味わいが非常に薄く、率直に言うと、最初の一切れから最後の一口まで、シェフの意図する味わいがよくわかりませんでした。これは料理の完成度が低いということではなくて、食べ手側の感受性が貧しいということも大いにありえますので(笑)、このあたりは読み流して頂ければ、と。

 

デセールは和栗とマスカルポーネのモンブラン、モワルー・オ・ショコラとバニラのアイスクリーム、巨峰のコンポートとココナッツのシャーベットなど。ぼくはちょっと変わったものをセレクト。

 

 ・サツマ芋のクレームブリュレと黒糖のアイスクリーム(800円)

 

こちらは舌触りがいかにもなサツマ芋ですね。ちょっとザラリとしていておもしろいんですが、うーん、普通のデセールにしておいたほうが良かったかな。

 

さて、お会計なんですが、前菜の「手長海老のカダイフ包み焼き」が1,800円、メインの「フランス産仔鴨のラケ」が2,000円、デセールの「サツマ芋のクレームブリュレと黒糖のアイスクリーム」が800円。そして「バゲット&じゃがいものグラタン ドフィノワ」が500円。合計5,100円。正直、ビストロを標榜するならもう少しお安めだとうれしいな、という感想です。

 

まあしかし、料理は(良い意味で)ビストロらしくなく、シェフはパリの「サンドラス」での修行経験もあるということを聞いて納得。でした。ちなみに以前ご紹介した「カラペティ・バトゥバ!」のシェフも同時期に「サンドラス」で働いていたそう。どちらのお店の料理も端正で、良くいえば洗練された感じ、ちょっと意地悪ないい方をするとあまり野性味のないイメージでしょうか。

 

そんなことを考えつつ店内を見渡すと、ぼくみたいに肉が喰いたいー!なんていう食い意地が張っているようなオッサンは皆無でした。年齢層が若く、そして女性客が多いですね。

お店から歩いてすぐの超高級住宅街、御殿山や島津山に住んでいるようなステキ女子のみなさんにはお店の雰囲気も、料理もきっとベストマッチだと思われます。

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 ・店名   ボノミー

 ・住所   東京都品川区東五反田1-24-11 1階

 ・電話   03-6450-3309

 ・備考   予約はお早めに。

 ・オススメ ☆☆☆★★(3点)

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