ようやく愛用のPC、MacBook ProのOSを「OS X Snow Leopard」から「OS X Lion」にアップグレードしました。ほんとうはもっと早くアップグレードしたかったんですけど、「Snow Leopard」の完成度は定評のあるところで、ぼく自身なんら日常の使用に不自由を感じていなかったのと、初期の「Lion」にはやはり不具合が多少報告されていたのとで、先月リリースされたアップデート版を待って満を持してのアップグレードです。
アップグレード代は破格の2,600円。これくらいなら気軽にアップグレードできますね。Windows 7なんてHome Premium版でも確か20,000円くらいしてませんでしたっけ?高すぎですよね。
アップグレードはMac App Storeからダウンロードして行うんですが、これがダウンロードに30分程度、インストールに30分以上(遅いので放ったらかして出掛けていたので正確には不明)、ちょっと時間が掛かって不安になりましたが、無事再起動してLion化完了です。
新機能てんこ盛りなんですが、とりあえず一番違和感があるのがタッチパッドやマウスでのスクロール。指でスワイプしてスクロールするんですが、この方向がちょうどスマートフォンみたいに下を読みたいときには指を上に滑らせるんですね。これにはまだ違和感がありますが、そのうち慣れるでしょうということで。
注目のiCloudのサポートなど、ぼくたちがこうだったらいいな、こんなことができたらいいな、と思い描いていた夢の世界にどんどん近づいている感じがしますが、長くなりそうなのでこのあたりはまた追ってレポートしたいと思います。
はい、月曜日の夜もLifeTeriaブログの時間です。
昨日のランチ、中目黒の「スゥリル」のメインとデセールをご紹介。
・仔羊背肉のローストの瞬間燻製、ロックフォールチーズのソース
・庄内茄子の焼き茄子のアイスクリームとフツーツトマト
そういえば、この「スゥリル」というお店ですが、お店の特徴のひとつに、オープンキッチンという点があります。オープンキッチンやシェフズテーブルというスタイルもだいぶポピュラーになってきていますが、本格的なフレンチレストランではまだまだ少ないように思います。
このようなお店の構造だと、シェフが調理をする姿をダイナミックな臨場感とともに楽しむことができる、という楽しさがまず第一にあるわけですが、今回感じたのが、視覚だけではなく、音や香りという面での高揚感。
もちろんこのような構造ゆえ換気等には十分気を遣っているわけで、必要以上にテーブルに香りが漂うことはありませんが、スープを飲み終え、メインを待っていると香ばしい肉類の香りが鼻腔をくすぐり、調理をしている音が聞こえるわけです。
おっ!もしかして今調理しているのはぼくたちの仔羊では?なんて料理を待っている間にもワクワクしちゃうんですね。
そうしてワクワクしながら待っていた仔羊は、いつも通り鉄板のウマさでした。仔羊の旨味を余すところなく閉じ込めた絶妙の火入れに香ばしい燻煙香。そしてロックフォールチーズの刺激的な味わいと香りを残したソース。
同行の友人曰く「今までに食べた羊でいちばんおいしかった」と。ぼくがあれこれ書かなくても、これだけ書けば十分でしょう。
さて、デセールは少し変わった一品を。
「焼き茄子のアイスクリーム」とはどんなものか…。茄子がそのまま入っていたり?なんて冗談をいっていましたが、そんなことはなくて見た目は普通のアイスクリーム。でも食べると…あ…茄子だ…。このテの遊び心あるデセール、たまにやり過ぎのものもありますが、もちろんこれはすばらしい完成度。気に入りました。
13時に食べ始めてたっぷり3時間弱、すばらしい料理の数々、幸せな休日ランチでした。
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・店名 スゥリル(Sourire)
・住所 東京都目黒区青葉台1-15-2 AK3ビルディング2F-B
・電話 03-5784-2036
・備考 ランチは2,400円から。仔羊のローストは+1,200円です。
・オススメ ☆☆☆☆☆(5点)
・参考記事 2011年09月16日「中目黒 スゥリル(後編)」
2011年09月15日「中目黒 スゥリル(前編)」
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