「あらたにす」という妙なネーミングの新聞読み比べポータルサイト(そんな呼び方があるかどうか知りませんが)が日本経済新聞社、朝日新聞社、読売新聞の3社によって開始されたのが2008年1月。
個人的に特に有用なサイトとは思えず、サービス開始当初、1、2回見たことがあるくらいでその後は見ることも無くその存在をすっかり忘れていたんですが、本日サイトを運営する新聞社3社から、来春を目処にこのサービスを終了するという発表がありました。
また、同じく本日、夕刊紙「岡山日日新聞」を発行する岡山日日新聞新社(岡山市)が岡山地裁に破産を申請しました。
ぼく個人でいえば、新聞がもたらしてくれる情報の質や量については未だ信頼しつつも、丹念に(特に紙の)新聞を読むという習慣がなくなって久しいので、取り立ててビックリするニュースではありませんでしたが、発表のタイミングが同日だったので考えさせられるニュースではありました。
ITの世界ではムーアの法則というヤツがあって、それは「半導体の集積密度は18~24ヶ月で倍増する」というヤツなんですが、ITの進化によって人間にもたらされる情報量は10年前にくらべて数百倍、研究者によっては数千倍に達しているといわれています。
しかし人間の情報処理能力がコンピュータのように右肩上がりで進化するはずはなく、そんななかで、従来の新聞というメディアが割を食っているという図式でしょうか。
はい、木曜日の夜もLifeTeriaブログの時間です。
今夜は月島の「ほていさん」。
月島のもんじゃストリートから下町情緒のある路地に入ったところにある海鮮居酒屋です。
居酒屋といってもいろいろなメニューがあるわけではなく、この季節だと料理は鮟鱇鍋コースのみ。お値段は5,500円です。
予約の19時半にお店に着くとすでに店内はほぼ満席です。
席に着くや否やドカンと目の前に置かれるのは大量の刺身。
刺身の質は普通ですし、切り方は雑ですし、つまりどうってことのない刺身なんですが、とにかく量がスゴい。
そして大量の刺身を食べ始めてすぐに鍋の準備が始まります。
鍋のふたをあけると、ご覧のような大量のアンキモ。火を入れる前に、お店のひとに勧められてこのアンキモをちょっぴり味見するのがこのお店の流儀。
コッテリした鮟鱇鍋を食べ終えた後はもちろん雑炊。雑炊を食べ終えるころには外の寒さをすっかり忘れるくらいホカホカそして満腹。
お店のサービスも決して良いとはいえず、時間帯によってはけっこう急かされることもあるんですが、木枯らしが聞こえるころになると、なんとなく行きたくなってしまうお店です。
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・店名 ほていさん
・住所 東京都中央区月島3-9-7
・電話 03-3531-5200
・備考 冬期の予約はお早めに。
・オススメ ☆☆★★★(2点)
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