昨日のブログでiPhone4Sの話題に触れてわずか数時間後。
残念なことではありますが、彼自身、あの有名なスタンドード大学の講演で、「死は我々すべてが共有する運命だ。それを免れた者はいない。そしてそうあるべきなのだ。死はほぼ間違いなく生命による最高の発明だからだ。死は生命に変化をもたらす主体だ。古き物を消し去り新しき物に道を確保する」と語りました。
(出典:http://sites.google.com/site/himazu/steve-jobs-speech)
ひとはいつか必ず死ぬ、ジョブズも必ずいつかは死ぬ、それがたまたま今日だったということなのでしょう。
そういえば、Twitterなどでは「iPhone4S」は「iPhone for Steve」だったんだね、なんてコメントもありました。
iPhone4Sは日本ではソフトバンクとauから発売になることが既に発表されていますが、両者の温度差も興味深いところでした。
ソフトバンクがトップページに「『とても悲しい。スティーブ・ジョブズは、芸術とテクノロジーを両立させた正に現代の天才だった。数百年後の人々は、彼とレオナルド・ダ・ヴィンチを並び称する事であろう。彼の偉業は、永遠に輝き続ける』この訃報に接し、グループ社員一同、謹んで哀悼の意を表します」という孫正義代表の弔辞を掲載したのに対し、auのサイトには昨日と同じく「iPhone4S まもなく登場。」というコピーが掲載されたまま。
このあたりは代表の顔が見えるソフトバンクと、日本を代表する大企業だけど、だれが社長やっているんだかさっぱりわからないという(多くの日本の大企業がそうですけど)auとの差が現われたところでしょうか。どちらがいい、どちらが悪い、そういう問題ではありませんけど。
一企業の創業者の死が、これほどまでに悼まれるというのは、フェラーリ社の創業者エンツォ・フェラーリ氏(没年1988年)とこのひとくらいではないでしょうか。
早くもジョブズ亡きあとのアップル社の将来を憂う声がたくさん聞かれますが、希望を込めて言うならば、エンツォ亡きあとのフェラーリ社がその後も数多くの名車を産み出しているのと同様に、アップル社には今後もイノベーションに満ちたすばらしいプロダクトを発表し続けてほしいと思います。
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昨年の5月に導入したMacbook Proです。ぼくは別にアップルの犬ではありませんが、言わせてください。
美しいボディのPCで美しいレイアウトの画面、美しいフォント(これすっごく重要)で作業するって、ホント気持ちいいですよ。
実は我が兄(ぼくと違いIT系にはまったく興味ナシ)にもiMacを勧めて購入してもらったんですが、快適でもうWindowsには戻れない、と言っています。PCに興味がないひとにこそ使ってもらいたいです、Mac。前職(ITベンダ)時代にWIndowsマシンを売っていたぼくが言うんだから間違いありません。
とくにiPhoneやiPadのインターフェースに慣れている方なら、買ったその日からすぐに楽しく使えると思います。
今日は雨上がりの空気に陽光が眩しく輝き、東京の空とは思えないくらい美しい青空が広がっていました。あまりにキレイだったので、昼休みにカメラを持ち出して撮った写真が冒頭の1枚です。
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