「dancyu」カレー特集と「FRaU」台湾特集

最近はオシャレ系の立ち飲み屋さんが増えて、立ち食い／立ち飲み＝オヤジ空間。というイメージもだいぶ払拭されてきました。こんなお店もあるんですね。

「ステーキカウンター　ポパイ」。

立ち食いのステーキ屋さんなんですが、ただ立ち食いなだけでなく、自分でカウンターの上の鉄板でステーキを焼くんですね。

ステーキセット、1,380円〜です。

 

さて、珍しく雑誌の話題など。

 

まずは「dancyu」8月号。

特集は「夏カレー祭　暑さが最高のスパイスだ！」。

これで、最近人気のカレーレストランの紹介に終わったら良くある普通の特集ですが、ちょっとヒネリが入っています。

 

たとえば、ぼくも大好きな押上の「スパイスカフェ」にV6の長野博さんが入門してカレーづくりを教わったり（レシピも公開）、たとえば、フレンチの人気シェフ、「マルディ　グラ」の和知徹さんが、市販のカレールー（エスビー食品の「とろけるこいカレー　濃厚デミグラス」）を使って、ちょっとしたテクニックでカレーの風味をもっと引き出す方法を伝授したり（まあこちらはエスビー食品とのタイアップ記事なんですけどね）。

カレー好き、この夏必携の良書です。

 

もう1冊は「FRaU」8月号。

特集は「ありがとう、台湾！　訪れて楽しむことが一番の御礼だと思うから」。

 

この特集は今回の震災で、180億円以上という、ひとつの国家（あえて国家と書きます）としては最大の義援金を送るなど、多くの支援を行っている台湾へのお礼の気持ちを「訪れて台湾を楽しむことでお返ししよう、という趣旨の観光ガイド。

しかし内容は堅苦しいことはなく、最新グルメ情報、温泉、極楽マッサージ、美容などなど、気軽に楽しめる内容になっています。

また、冒頭の台湾の方へのインタビューも心温まる内容でした。

「921大地震（1999年の台湾中部大地震）のとき、日本はいちばんに来てくれました。そのときの救助隊と台湾人の間の物語は、今も心に残っています。だから、僕らがすぐ行動するのは当然。デリケートな話になるけど、世界の多くの国が中国との関わりから、台湾と親密になれない状況がある中でも、僕たちが困ったとき、日本はいつも真っ先に支えてくれています」。

 

両誌とも、編集者の愛情が誌面から香り立つ良い内容でした。ちょうどいま発売中なので、書店で見かけたらお手に取ってご覧下さい。

 

写真は今日の夕飯、坦々風うどん。

ちょっと量少なめで育ち盛りの男子には足りませんでした。