すみません昨夜はうっかりソファの上でグッスリ寝込んでしまい起きたら5時。ということでブログ更新が遅くなってしまいました。
暖かくなったおかげで電力需給の危険水域も脱することができたようですが、問題は7月、8月ですね。
大前研一氏は早くから「2時間のサマータイム実施」「東西グリッドの拡大(グリッド=送電網)」などの停電回避策を打ち出していますが、今度はおもしろい提案をしています。
曰く、停電は経済活動への影響が大き過ぎるので絶対に避けるべき、そのためには、消費電力量が供給上限の5%以内に迫ってきたらテレビや携帯電話を通じて、国民に警報するという、地震警報のような仕組みを早急に構築すべきだ、と。
警報が発令されたら、空調を切り、テレビを消し、エレベータを停止し…などと各人が電力消費の削減に協力する、というものです。なかなか興味深いアイディアです。
はい、だいぶ更新が遅くなってしまいましたが金曜日のLifeTeriaブログです。
その昔、札幌に住んでいた頃、仕事の取引先の方から、札幌で評判のおいしいカレー屋さんを紹介してもらいました。もう15年くらい前の話です。
当時ぼくが住んでいた「平岸」という駅の隣の隣の駅「澄川」という駅の近くにある、小さなカレー屋さん、「木多郎」というお店でした。
そこで食べたカレーは衝撃でした。
サラサラの赤いカレーはトマトの香り、しかしスパイスもふんだんに使われていて、インドカレーとも、日本風のカレーとも違う不思議なものでした。思えばこれが「スープカレー」との出会いでした。
その後、「木多郎」と並ぶ札幌スープカレーの草分け「アジャンタ」に行ってはその強烈なスパイス使いに驚いたり、「マジックスパイス」という怪しいがかなりおいしいお店ができたと聞けば、開店直後から通ったり(「マジスパ」はその後東京や大阪、名古屋に支店を構えるほどの繁盛店になってしまいました)。
いつしか札幌スープカレーは大好物になっていました。
札幌も雪が融けたころかなあ。
この時期、雪が消えてちょっと埃っぽさが残る札幌も嫌いじゃないんです。待ちに待った春の訪れですからね。
ああ、書いていたら懐かしくて札幌に行きたくなっちゃいました。だれか、1泊2日、札幌スープカレーと札幌味噌ラーメンを食べるだけの札幌弾丸ツアー、行きませんか?
さて、昨夜の夕飯は銀座「札幌スープカリー本舗 スパイスピエロ」。
銀座二丁目、地下とは言え、中央通りに面した抜群の立地もあってか行列することもしばしばという人気カレー店です。
「札幌スープカリー本舗」と銘打っていますが、実態は「元禄寿司」や「村さ来」などを経営する会社が出した店舗で、北海道に由来する店ではないようです。
カレーの種類は赤、黒、緑、白とあって、人気のあるカレーはサラリとした「赤」、コクを追究した「黒」とのこと。
ぼくは「牛バラ赤ワイン煮込みスープカレー」(1,280円)という、本場のスープカレーにはあまり見かけないような邪道なメニューをチョイス。辛さは標準から1段階アップ。特には「赤」だの「黒」だのうたっていませんが、色からすると「赤」ベースでしょうか?
直径25センチメートルくらいはありそうな大きく深い器に入ったカレー。器が深過ぎて食べにくい(笑)。
半日煮込んだという牛バラ肉はゴロリとふんだんに入っています。肉以外はジャガイモ、ピーマン、茄子、ゆで卵など。ピーマンや茄子は煮込まず野菜の食感を活かした仕上げなのは札幌スープカレーの流儀。
スープはかなり札幌のスープカレーを研究しているようで、平均以上の出来ばえでしょうか。程よい辛さとスパイス香。食べた後に少しだけ喉に苦みが残るのが気になりますが、塩分を使い過ぎていないところは好感が持てます。
「木多郎」「アジャンタ」「マジックスパイス」のような個性派と比較してしまうと、個性が薄く中庸な感じがしますが、逆に誰からも愛される親しみやすい味と言うこともできますね。
次回はぜひ定番のカレーを試してみたいと思います。
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・住所 東京都中央区銀座2-6-1 地下1階
・電話 03-5159-0907
・備考 お一人様でも気軽に入れます。
・オススメ ☆☆★★★(2点)
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