19日夜から20日未明にかけては、地球と月が最接近する「スーパームーン」でした。1992年以来19年ぶりの最接近、地球と月がいちばん遠い時と比較するとおおよそ14%大きく、30%も明るく見えるそうです。
22時過ぎ、恵比寿のビルとビルの間から見上げた月がこちらの写真→
たしかに白く明るくすばらしい月夜でした。
それにしても人気の無い恵比寿の夜空の写真を撮る40男、職質されないで良かったです(職質歴アリ 笑)。
ところでなぜ恵比寿にいたのか。
この非常時にまた今夜も外食か?と若干の冷たい視線を感じますが、いや、違うんです。
たしかに外食だったんですけど、「チャリティ夕食会」に参加していたんですよ。
友人からご招待いただき、タレントの真鍋摩緒さん主催の夕食会の末席に名を連ねさせて頂きました。
真鍋摩緒さんの手によるおいしい料理をいただきつつ、摩緒さんの実のお姉さんでワインアドバイザーの真鍋摩梨さんを講師に、デイリーワインの楽しさを勉強するというのがこの会の趣旨。
そして会費は大震災の復興のために寄付するというすばらしい企画です。
・アクアパッツァ
・牡蠣のキッシュ
・チキンカチャトラ
・牛肉の赤ワイン煮
…料理はその他まだまだありまして、おなかもいっぱいになりました。
料理はチキンカチャトラと、ワインが濃厚に香る牛肉の赤ワイン煮が良かったですね。
アクアパッツァは食べようと思ったらすでに魚の骨だけになっていた(笑)。ま、それだけおいしかったということですね。
肝心のワインは
・ソーヴィニヨン・ブラン:アロモ プライベートリザーヴ(チリ)
・シャルドネ:サニークリフ(豪)
・ピノ・ノワール:ドメーヌ アラン パトリアルシェ(仏 ブルゴーニュ)
・カベルネ・ソーヴィニヨン:アロモ プライベートリザーヴ(チリ)
今回はデイリーワインの楽しさを知るというコンセプトで、市価1,000円〜2,000円台のボトルを楽しんだのですが、驚いたのはチリの「アロモ」。
なんと1,000円台前半という安さながら、ソーヴィニヨン・ブランもカベルネも実にバランス良く、チリならではのすばらしいコストパフォーマンスでした。
良く、チリや南アフリカものをバカにしたり、スクリューキャップだからうんぬん、なんてワケ知り顔で言ったりする方もいますけど、値段が安くても探せばこういう素晴らしいワインもあるんですよね。
良いブランドを教えてもらいました。
夕食会の帰り、ブラブラと恵比寿の街を歩くと、収益の一部を寄付に回します、なんてうたっている飲食店もありました。
普段の生活に戻れた(まだまだ安心はできませんけど)ぼくたちがこうして日々の飲食や消費活動を通して、少しずつでも復興の手助けができる仕組みづくりをしてくれるひとたちがいるというのはありがたいことですね。
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