地震関連雑感

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まだまだ振り返るには早過ぎますが、地震関連の雑感を。


■テレビのチャネルについて

どこの局でも同じような報道を繰り返していますが、せっかく複数のチャネルがあるテレビ放送、このチャネルは政府からの広報専用、このチャネルは電力関連の情報提供、このチャネルは現地の被害状況の報道、といった具合にチャネルを振り分けることはできないのでしょうか?


■被災者へのインタビューについて

家族が見つからないと泣きじゃくる少女にマイクを向けて「誰が見つからないの?」とインタビューすることにどんな意味があるのでしょうか?

ぼくにはさっぱりインタビュアーや番組制作者の意図がわかりません。

 

■マスメディアのヘリコプター取材について

もちろん陸路で現地入りできない地域に対して上空からの映像を報道することは社会的な意味があると思いますし、実際にぼくたちも水没した南三陸町や燃え盛る気仙沼市の上空からの映像で被害の甚大さを知ることができました。しかし実際に救助が始まっている地域についてはヘリコプターの騒音で救助活動が妨げられているという事実もあります。政府からの取材自粛の要請をなぜ無視してヘリコプターによる取材を続けているのでしょうか?

 

■節電について

ぼくたちひとりひとりが節電に努めなくてはならないのはもちろんですが、この期に及んでなんと不要な電力を浪費していることか。

実名は挙げませんが、ある大学は自校の巨大な看板の照明を煌々と点けていましたし、某通信会社はひとのいないフロアをいつも通り明るく照らしていました。

品川駅は港南口との長い連絡通路を普段よりかなりライトダウンしていましたが、別にこれくらいでもまったく問題ナシ。ってことはいつもが明るすぎるんだよな。

 

まだまだいろいろ思うところがありますが、今日はこのあたりで。

昨日ご案内した「Give One」でわずかな金額ですが寄付させて頂きました。

 

みなさん余震にはくれぐれもお気をつけ下さい。