今回の旅、二日目は軽井沢でランチを食べることにしていました。
お目当ては「ピレネー」。
以前、軽井沢のフレンチの名店「オーベルジュ・ド・プリマヴェーラ」を訪問したときのことです。
予約の時間に訪れると、先客がまだ食事中とのこと。そうしたらわざわざ厨房から小沼康行シェフが出てきてくださって、もしよろしければ、お待ち頂く間、マネージャーに運転させて、ワインセラーまでご案内します、と。
せっかくなので、小沼シェフの愛車、ハリアーハイブリッドの後部座席におさまり、ワインセラーまで連れて行ってもらったという出来事がありました。実はそのワインセラーこそ、「ピレネー」の横に建つ建物だったのです。そのとき、次回はぜひ「ピレネー」にもお越し下さい、と声を掛けて頂いたのですが、今回訪問するまでに少し時間が経ってしまいました。
さて、初秋の連休中日の軽井沢。
混んでいるのか。そう、混まないはずはありません。
案の定というか、予想以上というか、碓氷軽井沢インターで高速を降りると、すでにそこから大渋滞。
予約の時間は12時から13時半。この日は午後からウェディングパーティがあるそうで、その準備のため13時半には退席しないといけません。しかし、無情にも長ーい車列はいっこうに動きません。うわー、これは「ピレネー」の予約をお断りして、他のレストランを探さないといけないかも…。困ったな…。
しかし、我がチームには、宝川という辺境(失礼)にもiPadを持ち込む敏腕 ITコンサルタントがいます。
別のクルマに乗っている件(くだん)のITコンサル氏に電話で指令を出します。
わっくん(仮名)、チョイとiPadで軽井沢で今から入れるレストランを探してもらえないかな?
すると…信号待ちのぼくのクルマに駆け寄るITコンサル氏。「これ、使えるようになっていますから」と手渡されたのは電源が入ったiPad。
おーい、丸投げかーい。
まあ、そんな笑える一幕もありながら、なんとか「ピレネー」に滑り込み、軽井沢ランチを堪能することができました。
女子チームは前菜の盛合せとパスタのレディースランチ、男子チームは暖炉焼き 牛ロースランチを。
涼しい風が吹いてくるステキなテラス席のランチタイムは幸せのひと言につきます。
軽井沢まで足を伸ばした甲斐がありました。
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