生まれて初めて、「代田橋」という街を訪れました。
実は、以前から少し気になっていたんです、「代田橋」。
というのは、甲州街道をクルマで多摩方面から新宿に向けて走ると、だいたい代田橋(ダジャレじゃないですよ)あたりで渋滞するわけです。
で、なんでいつもこんなに混んでるんだー。とぼやきつつ車窓から街並を眺めると「沖縄タウン」という怪しい商店街が見えるわけです。
「沖縄タウン?なんだそりゃ?」と興味は惹かれるのですが、あのあたりってクルマをとめにくいんですね。そんなわけで、一度も途中下車することなく、未訪問だったのです。
ひょんなことから、昨日代田橋を訪れました。
この代田橋、杉並和泉名店街という商店街は、東京都の中でもっとも沖縄濃度が高い街といってもいいくらい、沖縄関連のお店がひしめきあっている地域です。
もともと沖縄の方が多く住んでいたことから、沖縄料理のお店などが多かったということですが、最近では町おこしの一環として、「沖縄」を全面的に打ち出そう、ということで「沖縄タウン」と名乗っているそうです。
商店街を歩くと、なぜか猫がたくさん昼寝しています。人が近くを歩いてもおかまいなしに昼寝しています。猫に優しい街のようです。
のどかで、なんとなく時間がゆっくり流れているような街。
最近東京から減ってしまった、昔ながらの商店街。
肉屋さんがあって、八百屋さんがあって、小さな電器屋さんがあって。
そんな、つい最近まで東京のあちらこちらにあったのに、気づいたらいつの間にか無くなってしまっていた古き良き商店街。
そんな昭和の風情が濃厚に残っているのが代田橋です。
沖縄そば(お店にはおきなわ「すば」と書いてあります)の名店、東京でいちばんウマい沖縄そばを食べさせるお店との呼び声が高い「首里製麺」なのですが、その名の通り、お店にほど近い場所に製麺所を構え、自家製のそばを作っています。
では、なぜ「首里製麺」へ?
沖縄そばを食べに?
その理由はまた明日…。
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