芝浦のお隣に、その名も「海岸」という地名があるんですが、その海岸に、かつて産経新聞の芝浦工場がありました。
工場と言っても、大きな輪転機を備え付けて、新聞を刷るところです。
その芝浦工場の建物が竣工したのは1969年。サイキが生まれた年ですね。
この工場で、つい最近まで実際に「夕刊フジ」を印刷していたそうですが、その建物をリノベーションして、「文化・プロジェクト・人・情報の発信地として再生」したのが、今回ご紹介する「TABLOID」です。
工場の巨大な輪転機が据え付けられていた巨大な空間はイベントスペースとして、またかつて事務所だった場所はクリエーターたちのアトリエやショップとして生まれ変わりました。
オープンに先立ち、レディ・ガガがシークレットライヴを開催したらしいですね。
リノベーション物件大好きなサイキ、この建物の話を聞いてから、一度中に入れないかなーと思っていたら、なんと昨日、素晴らしいタイミングで、目黒にある「GALLERYやさしい予感」のオーナーさんから、「TABLOID」のオープニングパーティ&チャリティオークションのお誘いを頂きました。
こりゃ行くしかない!!と意気込んで、雨のなか潜入してきました。
クリエイティブ系の方々が多いようで、僕みたいに普通のスーツを着ているほうが少数派のような…笑。
建物は基本的に工場のもともとのレイアウトを踏襲しているようで、輪転機が入っていた空間はビル数階分の高さの吹き抜け空間。廊下は必要最小限のスペースとして設計されていたようで、狭いし、僕でも頭がぶつかりそうな箇所があるくらい天井が低くて、そんな廊下をグルグル回って建物の中を探検するのは、迷路の中で遊んでいるようでそれだけで楽しいです。
ゲストDJはサニーデイ・サービスの曽我部恵一さんでした。
つづきはまた明日。
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