有楽町 キッチン大正軒

燕はっちゃけ過ぎ(笑)。

さ、今日はこんなネタから。

 

ファミレス界九州の覇者「ジョイフル」が23区内に初オープンしたぞおおお 東日本勢「??」

 

ジョイフル」、知ってます?

ジョイフル」は大分県発祥で九州を中心に出店を行っているファミレスチェーン。

オレ、西日本に住んだことがないので行ったことはありませんが、名前くらいは聞いたことあります。

実は以前から東京にも店舗が有ったのですが、場所が町田や青梅といった多摩地区に限定されていたため、それほど多くのひとの目に触れることはなかったわけですね。それが今回、初の23区内出店ということで赤坂に店舗がオープン。


「広報担当者によると、まだ東京では低いジョイフルの認知度を広げるための、フラッグショップ的な立ち位置としてのオープンだそうです。赤坂という立地も、23区の中心部かつ、落ち着いた雰囲気が『気楽な団欒(だんらん)』の場というコンセプトに沿うという理由」ということですが、あのあたり、ぜんっぜん落ち着いてないですし、団欒とかに縁がなさそうな土地なだけに、ファミレスという形態で経営が成り立つのかはちょっと心配です。


はい、週のまんなか、水曜日のLifeTeriaブログの時間です。

昨夜は昭和の香り漂う有楽町の「東京交通会館」へ。

有楽町のランドマークとも言える「東京交通会館」の開業は1965年。ことし2015年で開業50周年ですね。

あれ、知ってます?最上階の円形のレストラン「銀座スカイレストラン」。あれって80分かけてグルッと1周回転するんですよね。


そんな「東京交通会館」の地下の飲食店街は昭和の香りが漂う懐かしい空間。しかし、どこの店もなかなか賑わっていて寂れた印象はありません。


特にラーメンの「麺屋 ひょっとこ」、そして、そのお隣「キッチン大正軒」、このあたりはいつも混み合っていますね。

昨夜はその「キッチン大正軒」で夕飯を頂くことにしました。

店内は鉤の手になったカウンターとテーブル1卓のコンパクトな造り。そして今夜も満席なのです。


この「キッチン大正軒」のルーツは大正3年に巣鴨で開業した精肉店。

その精肉店が1965年の「東京交通会館」の開業と同時にこの地下街にオープンさせたのが「精肉 大正軒」(現在も「ミート大正軒」として営業中)。

「キッチン大正軒」はこの「ミート大正軒」の直営の洋食屋さんなのです。なのでメニューを見るとハンバーグ、生姜焼き、とんかつ、メンチかつ、鶏からあげ…。肉料理が目立ちますね。


・組合せ定食 豚しょうが焼き・メンチ(1,000円)


豚肉の生姜焼きは甘すぎず塩辛すぎず食べやすい味付け。生姜焼きはこの頃合いが大事ですね。

個人的にはもう少し生姜が香るくらいのほうが好みですが、さすが精肉店直営だけあって、厚みがありしっかりと肉の旨味を味わえる豚肉は食べ応えが有りますね。


そしてメンチかつ、これも気に入りました。いかにも「お肉屋さんのメンチかつ」といった風情。挽肉がぎっしりとつまっていて、玉葱の風味がまた良いのですね。いたずらにジューシーさを追っていないので、脂肪分が多すぎず肉の味を堪能できるのですね。衣もカラッと揚がっています。こういうメンチかつ、好きだなあ。


店内は狭いですし、お店の外にお客さんが並ぶこともありますので、ちょっと落ち着いて食べることができないのが残念なところですが、こういうところで長っ尻ってのも野暮ですからね。


次回は違う肉料理、試してみたいと思います。


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・店名   キッチン大正軒

・住所   東京都千代田区有楽町2-10-1

      東京交通会館 地下1階

・電話   03-3201-0147

・備考   日曜日はお休みです。

・オススメ ☆☆★★★

      (2点:ちょっとオススメ!)

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