ウチにも入れておいてください♡
朝から意味わかんねーよ 誰だよ俺の家のポストにサーロインステーキ 入れたやつ pic.twitter.com/N7nuQmyn0B
— ルシファー先生@音楽勉強中 (@6464Lucifer) 2015, 1月 25
さ、今日もこんなネタから。
・台湾で大人気!新感覚かき氷のお店「アイスモンスター」が遂に日本初上陸〜☆
かき氷、昨年あたりから大人気ですよね。
六本木の「yelo」は2014年3月にオープン、またたく間に行列の絶えない人気店になりました。
原宿に2014年4月にオープンした「マンゴーチャチャ」は台湾が本店のマンゴースイーツ専門店。こちらもふんわりした台湾風かき氷が大人気メニューですね。
そしてこの春、表参道にオープン予定の「アイスモンスター」も台湾が本店のかき氷専門店。
「アイスモンスター」の特徴はフルーツやコーヒー、紅茶などの素材の味を凝縮して凍らせた「フレーバーアイスブロック」から削り出したかき氷であること。
従来のかき氷のイメージを覆す濃厚な味わいが人気の秘密なんだそうです。
はい、それでは火曜日のLifeTeriaブログの時間です。
昨夜は「本当に美味しい中国料理が食べたい」などの著者で、中国料理に造詣の深い中西純一さんのご招待で、銀座の北京宮廷料理の名店「涵梅舫(かんめいほう)」で開催された「美食会2015」なる食事会へ。
「涵梅舫」は現在の銀座ベルビア館ではなく、まだ赤坂に店舗があったころより、多くの中国料理通を唸らせてきた北京宮廷料理の名店。
その名店で、北京宮廷料理のエッセンスを味わえる、この夜だけのスペシャルコースを頂いてきました。
・宮廷風前菜の盛り合わせ
・特製豆腐入りサメの唇スープ
・宮廷風フカヒレ姿煮込み
「宮廷風前菜の盛り合わせ」は「龍須牛肉」、「芝麻藕絲」、「蘭苺山葯」、「芥茉白菜」、「薄荷核桃」、「叉焼」の6種の前菜の盛合せ。
中国料理の前菜には辛さや酸味、甘さといったさまざまな味覚が盛り込まれているそうです。そこには味覚を鋭敏にしてその後の料理を楽しめるようにという意味あいが込められているのですね。
たとえばこの日の前菜であれば、辛さで味覚を呼び覚ますかのような「龍須牛肉」、酸味で食欲を刺激する「芥茉白菜」、甘さを使うことで肉の旨味を引出した叉焼。このように食材をバラエティにとんだ味わいに仕上げています。
おもしろいところでは「蘭苺山葯」。こちらはブルーベリーと山芋という、比較的新しい食材の組合せによる前菜。いちどすりおろし、その後成形した山芋は泥臭さがなく、意外な取り合わせではありますが唐突感なくマッチしていました。
「特製豆腐入りサメの唇スープ」は丸鶏、家鴨、金華ハム、豚のすね肉から取った湯にさらに豚挽肉を投入し、脂の多い上の層は取り除き、澄んだスープだけを取り出したという手間ひまのかかるもの。
これは実に上質にして上品。すべての食材の雑味を取り除き、旨味だけを抽出したかのようなクリアかつ滋味深いすばらしいスープでした。
写真に見えている糸のような食材はなんと豆腐。豆腐にミリ単位で包丁を入れて糸状に仕上げてありました。見た目にも美しく、また繊細な食感が楽しい細工ですね。
「宮廷風フカヒレ姿煮込み」は先ほどの湯を使って煮込んだもの。
ベースとなる食材は同じですが、こちらはフカヒレのコラーゲンが加わることによって実に濃厚。先ほどのスープの旨味がより鮮明に味覚に訴えかけます。
すばらしい前菜やスープを楽しんでいると、こんどはなにやら麺打ちが始まりました。
これは「龍須面」の実演。
「龍須面(麺)」の「龍須」は「龍のヒゲ」という意味だそうで、小麦粉を使って打たれる極細麺です。
小麦粉の玉がなんどもなんども引き延ばされ、その手際に見とれている間に素麺よりも細い極細麺のでき上がり。
これだけの細さに均一に、そして切らずに伸ばすのはたいへん難しい技術なんだそうです。
これは後ほど供される料理に使われるとのこと。どのような料理になるのでしょうね?
お次は肉料理と魚料理。
・鹿肉黒胡椒炒め
・蟹味噌入りイカ団子姿煮
「鹿肉黒胡椒炒め」はまったくと言って良いほど癖がなく、そして意外なほど柔らかな食感の鹿肉が印象的でした。
鹿肉を調理する場合、その力感を活かした味わいを引出すのもひとつの方向性ですし、癖を排除して洗練された味わいに仕上げるのもまたひとつの方向性でしょうか。
こちらの鹿肉は洗練さに重点が置かれているような印象ですね。
「蟹味噌入りイカ団子姿煮」。こちらはまずその見た目で楽しませてもらいました。
どこからどう見ても茹で玉子。
しかしこの「玉子」を割るとなかからは濃厚な蟹味噌が溢れ出るという趣向なのです。
「玉子」のように見えたものは烏賊のすり身を卵型に成形したもの。遊び心がありつつ、しかし味わいは上質で目でも舌でも楽しめる一品でした。
後半もすばらしい料理が続きます。後半の料理はまた明日のブログにてご紹介したいと思います。